Industry4.0に向けたシステム構築について考えてみた(その3)
前回、書いたIndustry4.0に向けたシステム構築について考えてみた(その2)
の続きです。
Industry4.0のシステム構築にはハードウェア、ソフトウェアの知識、技術、ノウハウが必要になってきて、そういうエンジニアが非常に少ないため
システム構築に対しては実現のハードルが高いと思いがちですが、
LabVIEWを使うことによって実現をしていくのが
構築の最短の近道ではないかと考えています。
今回は、センサのつながる部分の構築を考えてみます。
センサはいろいろなセンサが存在します。
例えば、
温度センサ
電圧センサ
電流センサ
圧力センサ
光センサ
磁気センサ
加速度センサ
など様々なセンサがありますが、
このセンサ類がするには
それぞれに収録する装置が必要です。
例えば、Thermocouple(熱電対)センサでは以下のような
収録器で接続してLabVIEWで表示します。
センサに応じて適切な収録器を選定して、それに対応する適切な接続、設定を行うことができれば、センサ集録が可能です。
しかしながら、この接続して、設定する手順においては計測に関するハードウェアの知識が必要となっていきます。
システムを構築する際には計測したデータを正しく解析するためには
正しい測定がされてあるデータを扱う必要があります。
LabVIEWを使用することで収録は比較的に簡単に収録は可能ですが、計測の知識は学習する必要があります。
これについてはまた機会がある際に説明できればと思いますが
適切な選定がIndustry4.0のシステム構築に重要になってきます。
次は、センサから集録したあと表示する部分について検討していきたいと思います。