計測情報メールマガジン 2020/06/18号
このメールマガジンは
株式会社ペリテックの営業担当者が発行している
メールマガジンのアーカイブです。
本日より、
計測に役立つメールを毎週を目標に
お送りさせていただきます。
【メールマガジンを発信しようとした理由】
ペリテックが扱っている音源可視化、
電磁波可視化(EMIテスト)の
ご提案をしている中で、
お客様よりご質問を日々頂戴してきました。
その中には、多くのお客様の
お役に立てそうな情報があるのに
これまでお客様やパートナーの方々に、
きちんと発信して
いなかったと感じるようになりました。
そこで、
お客様やパートナーの方々に計測に役立つ情報を
発信できればいいなと思い、
メールマガジンいう形で
情報発信することにいたしました。
【情報発信ができるテーマ】
私が営業担当として
取り扱いしている製品・サービスについて
情報発信いたします。
主に
・音源可視化
機器や設備のメンテナンス、
不具合箇所特定、騒音低減の問題を
抱えているお客様に役立つ情報発信
・電磁波可視化(EMIテスト)
電磁ノイズ(EMI、EMC)の問題を抱えている
お客様に役立つ情報発信となります。
時には、
私が担当している他製品の宣伝や紹介を兼ねて、
上記外の情報も発信ができればと思っています。
さて、今回の内容は、
電磁波可視化(EMIテスト)についてです。
【2020/06/18号:EMIテスタで測れるEMIって?】
・EMIは電磁ノイズを出す方で
EMSは電磁ノイズを受ける方、
両方を合わせてEMCと呼ぶ。
・EMI対策の為に、
EMIテスタを用いて試作品の基板やアンテナが
発する電磁波の分布を測定する。
といったところは、一般的に知られているかと思います。
ところで、EMIテスタで測れるEMIはどんなEMIなのでしょうか。
実は、EMIにも大きく分けて2つあります。
「近傍界」と「遠方界」です。
近傍界は、
例えば基板上のスイッチングレギュレータが発する
スイッチングノイズが、
近くの信号系回路に入って誤動作を
起こすといった様な例です。
遠方界は、(最近では少なくなりました)蛍光灯を点けると、
ラジオの音声に雑音が入るといった様な例です。
近傍界と遠方界の区別は、
電磁波の周波数と発生源からの距離で
分けられます。
ペリテックが扱うEMIテスタは、
近傍界の電磁波を測定して強度と分布を
マッピングします。
そのため、+-0.05mmの精度でアンテナの位置を制御
する事が可能です(EMV-200の場合)。
少し前までは携帯電話や携帯型ゲーム機の開発に、最近ではHVやEVなど
自動車関連の電子機器開発の最前線で使われています。
・EMIテスタ製品
https://www.peritec-sales.com/product_category/emitester/
(参考)遠方界への推測機能を可能とする近傍電磁界測定システム開発事例
https://www.peritec.co.jp/work/case02.html
今回のメールマガジンはいかがでしたでしょうか。
ご質問や、取り上げて欲しいテーマがございましたら、
メールやお電話でお知らせください。次回をお楽しみに。
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