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|letter|9月のはじめのひとりごと



キェシロフスキ作品を観ていました。



作り手の眼差しの、温度や純度のようなものって、やっぱり感じられるもので

結局は(誰の作品であっても)そこが好きなのだろうな、と感じたりします。



映し出される映像に宿る、映し出す眼差しの、温度。



そうした何かを感じながら。

わたし自身の眼差しの温度を、感じ直しているのかも、しれません。





時間のない場所に、ぽんと置かれた、ひとつの《発露》。



時間のない場所で、ただただそうある、発露と。

それを《物語》としてひろげ、そのなかで、時間を追って、読んでゆく、ひとの、ひとらしさと、そのさまざまなシーンと。



うんうん、そうだねえ、と

しずかに微笑む、夕暮れどき。

どちらだって、結局は、愛でしか、なく。




すべてすべて

ふわりほどけて、さらさらになって

もとの場所、まっさらな海へ、とけてゆく。



そして、また

まっさらな海から、起こってゆく。



いつも

いつも

何度でも

何度でも

ずっと

ずっと。




よき9の月を。

いつもありがとう。


with love.

sui 
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hoshimiya jiku


words and sessions Δhoshimiya jiku

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