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|letter|room8 と room3 のこと


(*2023年2月 更新しました)


ふと思い立って、こちらの note アカウントを「room 8」、昨年つくったもうひとつのアカウントをととのえて「room 3」と名づけました。

3 と 8 と、それぞれ「うん、この数字だなあ」というものを。数字って音みたい。



「room 8 うちゅうの部屋」 と 物語の愛おしさ


お届けしている「おてがみセッション」では、「わたしを知る」「わたしをほどく」という作用と同時に

「わたしという物語」を手にとる、その場所の愛を感じることも、(実は)とてもとても大切な作用だったりします。

「お手紙を読んで涙が出ました」とおっしゃっる方が多いのは、ご自身のその場所の愛に触れるからなのでしょう。



この「物語を愛おしむ視点」を room 8と呼んでみます。ここ数年、こちらの note でもお届けしてきたこと、そのままに。




「room 3 星と物語の部屋」 と 物語のちから


ひとは、気づかないうちに、さまざまな物語を幾重にも取り込んで生きているようです。

小説などの創作物に限っての話ではなく。ひとの見方、捉え方、考え方によって紡がれてゆく、大小さまざまな日々の物語。



だから、「物語のちから」は(ある領域には)ちゃんとあって

不安由来の物語を信じて不安定になることもできるし、安心や愛を取り戻す物語に沿って癒してゆくこともできる。

やわらかで愛や智のある物語を「自分という場所」に増やしてゆくのも、ひとつの方法だと思うのです。



同時に、物語に嵌まり込むのなら、ストーリーがストーリーであるがゆえの狭さ、遠さ、コントラスト、複雑さなどからは逃れられない。

誰もが本来は「うちゅう」という、物語を超えたシンプルな愛にあるのだから、物語の愛おしさもありながら、物語ゆえのもどかしさも、そこには共にあるようです。


そうしたことを日々、見ながら。

ここのところ、ひろがった視点からあらためて「物語の中の物語の作用」を見ていて

それもまた愛おしいもので、そして、物語を超えたひろがりを知っているとき、その愛おしさも透き通るのだなあ、と感じていました。


昨春つくったもうひとつの note アカウント、こちらが room 3 。


room 3 は「星と物語の部屋」。

星たちのことは、運勢占いからは離れ、占星術をかたちづくる物語から受けとる本質を、時折つづっています。


あわせて、過去つづった(いわゆる物語の)小説や短編小説、(ノンフィクションではあるけれど、それもまた物語の)エッセイを置いています。



物語のなかに、あえて物語を置いてみることも

物語をそれとして見つめる眼差しを届けることも

どちらも愛にあって起こるのなら、同じように届くのだろうと思うのです。


where the stars sing with us, within us
hoshimiya jiku

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