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|letter|10月のはじめのひとりごと



10月へ。

相も変わらず、ぐんぐん深まって、ひろがってゆきますね。



はやくて、おおきくて、やさしい。

さらさらの、こまやかさ、ゆえ。





イランの映画を何本か観ていました。

イランの作品には、深いところから人間の人間らしさを見つめるものも多く、切ない状況があるとしても、そこも抱きかかえて、あたためてしまうようなところがあって

描かれる内容がいずれであっても、観ていてどこかほっとするのです。



人種や民族や国籍や、そんなカテゴライズはあれこれあるようだけれど

ひとは、何処にあっても、同じようなことで悩んで、同じようなことで笑って、そうして生きている。



ひとの悩みは、星の数ほどありながら。

けれどほんとうに、そのひとだけのものではなく、人類が持つ「共有のプール」のようなところが、あるのでしょうね。

プールのようなもの、たぷたぷと揺れるそれを、おおきなおおきな海のように感じることもあるかもしれませんが

「そのひとだけのものではない」ということに、ほっとして大丈夫。



そして、そのプールのようなものを、遠くにひかるちいさな雫を見るように、やさしく見つめる、そんな《視点の場所》もある。



それぞれにそれぞれの、距離感やタイミング。

どの《場所》にいても、大丈夫。







《うちゅう》の、やわらかさも、かろやかさも

さらにさらに、そのままに、ひらかれてゆくようです。



ふぁあ、うっとり。



特別も、ふつうも、溶けあった《いま》 

意味づけから遠く離れた《場所》で

眼差しは

ただただめぐってゆく景色を

ただただ愛おしく、見つめています。



みなさまも、よき10の月を。

こちらも open しています。タイミングを感じる方とのご縁、たのしみにしています。


with love.

sui 
at
hoshimiya jiku


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