｜words｜こころのしくみ 《感覚》 上流からめぐらせてゆく
火地風水、めぐるめぐり。
エナジー（火）のフィーリングをキャッチ（感覚・地）して、そこに思考（風）が起こり、思考が感情（水）を呼ぶ。
だから、エナジーをそれとして見て、キャッチすること、やっぱりたいせつなのですよね。
ただどうしても、思考や感情の方が音量が大きいから、ついついそちらの声に自分を占められてしまう。
けれど、下流から上流へ逆流しようとすると。
感覚やエナジーを、思考の範疇で強引に枠にはめ込もうしても、損なわれるものや変質してしまうものが多すぎて、他でもないご本人が違和感を感じるでしょうし
思考は過去に属するものゆえ、いまのそれの、そのままの姿、みずみずしさ、新鮮さを、どうしても見逃してしまうのでしょうし
思考的な枠組みで捉えよう、切り取ろう、ラベリングしようとすればするほど、エナジーそのものの本来の姿は、細かく切り刻まれ、たくさんの付箋をペタペタと貼り付けられて、見えなくなってしまうのでしょう。
そうした違和感や不透明さが、不安や焦りを生み、不安や焦りからの言動を生むこともあるかもしれません。
本当は
思考のフィルターを通す前の、思考的なあれこれのラベリングをする前の、良し悪しやあれこれをジャッジする前の
そこにある本質を見て、キャッチして、そこからめぐらせてゆきたいはずです。
そこにある本質を見て、キャッチして、そこからめぐらせることで
ずっと見過ごしていたことが、すくわれることもあるのでしょう。
めぐりが、かろやかさを取り戻すこともあるのでしょう。
リズムが、心地よさへかえることもあるのでしょう。
逆らわない、自然な、めぐり。
自然、という、魔法。
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