|letter|7月のおわりのひとりごと
太陽はしし座に。
7月は、少しずつとじてゆきます。
しずけさは、ますます、しずか。
そして、しずかであるほど、自由。
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しずけさにあって、そっと選ばれたもの。微細な微細な <それ> から、体験が展開してゆく。
ずっと、そうだったことではあるけれど、そのめぐりは、ますます、くっきりと。
やさしさも、あたたかさも、ちゃんとちゃんと浸透して、そして、めぐってゆくようです。
<私> が何かしたような気になっても、「そう言えば、何もしていなかったねえ」と微笑んで
その流れのほとりにたたずんで、そしてまた、めぐりゆくめぐりを、見つめます。
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ヨアキム・トリアーやホドロフスキーの旧作、アピチャートポン・ウィーラセータクンの短編作品など観たり
ビッグ・シーフや、ジ・アントラーズなど、メロウでアコースティックなものを聴いたり、していました。
(唐突に、映画音楽のシェア:笑)
映画や音楽はずっと好きで、いまでもやっぱり、変わらずに好きなのです。
同時に、受けとり方やたのしみ方は、だいぶ変化したのかな、とも感じます。
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“ほしみやじくう” にお立ち寄りくださるみなさまの、そのワンシーンに立ち合わせていただくこと
とてもゆたかで、あたたかな、時間なのです。
いつもいつも、ありがとう、です。