|words|こころの仕組み 《感覚》 わたしの感覚を受けとる
*2023年1月 更新しました
感覚
言葉の定義はひとそれぞれですし、わたしにおいては、ということになりますが、以下に挙げるようなものをまとめて「感覚」と呼んでいるようです。
五感+第六感と呼んでもよいのかもしれませんが、そこに明確な線引きがあるわけでもなく
なので、からだが、リラックスしている、ゆるんでいる、やわらかさにあって、感覚を受け取りやすい状態である、ということはやっぱり大切なのですよね。
火地風水、4つのエレメントのめぐりを用いて、お話しを続けます。
エナジー(=火)を感じる(感覚=地)ところに思考(=風)が生まれ、思考が感情(=水)を生成する。
感情の昇華は、水から火へ、次のめぐりへとめぐらせること。生成されたあれこれを、まっさらな火に還すことだと感じます。
思考過多の場合:
考えることをやすむ 感じることをひらく
感覚もさることながら「(自身の)感情もよくわからない」というフェーズ、タイミングもあるのでしょう。
「感じる」ことが、全般的に閉じてしまっているような状態。思考が働き過ぎている状態とも言えます。
もしそうならば、感情も感覚も混ざったままでよいので、ひとまず「考える」ことを可能な限り休んでみる。
そして、「感じて」みる。「思考以外」を「感じる」時間をつくってみる。それが、大切な一歩になるようです。
思考が働きすぎの場合では
感情が昇華されないために、思考と感情を行ったり来たりした結果、思考がさらに増えて混乱していることもありますし
感覚が無視され続けたために、そのズレからさまざまな思考が生成され続け、複雑さを増していることもあります。
ディテールはケースバイケースではありますが、「(自身を)感じる」時間を増やしてゆくと、バランスが取り戻され、自然と思考も整理されて、シンプルになってゆくはずです。
感情過多の場合:
感情を解放する
感情を感じ尽くす(昇華する)ことがメインとなるフェーズもあるのだろうと思います。
感情を起点に「動く/動かす」ことも、もちろんできるのです。「悲しみをバネに」「怒りをバネに」することもあるし、できる。そんなフェーズもあるのかもしれません。
ただ、このブーストは本来、水を火に「昇華」する働きなのだろうとも思います。
そして、この「感情のブースト」による「創造」を続けるということは、その「悲しみ」や「怒り」を持ち続けるということでもある。それが「悪い」ということではないのです。ですが、どこかで「しんどさ」を感じはじめることもあるのかもしれません。
多くの場合、過去の、古い、水(感情)が、滞って主張を続けるのです。「水に流す」という表現もありますが、滞りを終えるのなら、それはめぐって、昇華されて、かえってゆきます。
そして、あたらしい風を受け取る、まっさらで凪いだ水面が残されます。
感情が凪ぐのなら、思考も自然と整理されてゆくはずです。
感覚
いまにやすらぐ
思考と感情がシンプルさにかえって、そのボリュームが過剰でなくなり、自然なものとなるのなら。感覚は、それとして、そのままに、受け取られるようになるのでしょう。
思考や感情が、(その時間的な遠さはいずれであっても)どうしても「過去」に属するものである一方
感覚は「いまここにあること」「いまやってきていること」に向いていて、それらをキャッチしています。
感覚を見つけてゆくとき、「いま」と、そして、そこに含まれる「予感」と呼ばれるようなものと、よりつながってゆくのでしょう。
思考や感情から動く方がドラマチックなのです。それと比べるのなら、感覚は、自然で、さりげなく、もの足りなさを感じることもあるのかもしれません。
けれど、そのさりげなさに、その自然さに、深さを、安心を、とめどないゆたかさを、認めるのなら。
そこにあるおおきな愛と、やさしく、でもしっかりと、太く、つながってゆくのだろうと思います。
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