|words|こころのしくみ 《変化》 未来の自分からの贈り物
いろいろなフェーズがあって、いろいろなタイミングがある。
それは「ずっとずっとそう」なのだけれど、以前と比べると、おおきなカタマリがばらけてきているようなところも、あるのかもしれません。
「それぞれにそれぞれ」が、ますますそうである。
そして、遅い早いもないし、先も後もない。だから、自分のペースで、リズムで、大丈夫。
それぞれのフェーズの、それぞれのタイミングで、そのときそのひとに必要なことは、そのひとの目の前に来ているのだろうとも思います。
誰かのフェーズや、誰かのタイミングと、自分のそれとが、必ずしも同じとは限らない。
自分の目の前を、見てみる。
目の前に来ている「いろいろ」には、見つめやすいこと、手に取りやすいこともあれば、(わかっていても、もしくは、無意識のうちに)目を背けてしまうものもあるのでしょう。
リアクションがいずれであっても。
必要なことは、何度でも差し出されるようになっているようです。
手に取りやすいこと、手を伸ばしたくなることだけを集め、一方で目を背け続けるいくつかがあるとして
ぐるりと遠巻きにまわってまわって、その後で、目を背けてきたそれに向き合うタイミングがようやくやってくる、なんてこともあるようです。
そして、遠巻きにまわる時間も、それもそれとして必要なこと。その間に、少しずついろいろをご自身に取り戻して、準備しているようなところもあるのでしょうね。
その過程で、意味がよくわからないまま触れていた言葉が、だんだん輪郭をあらわすということもあるのでしょう。
だから、(その時点での)「わかる・わからない」で振り分けるよりも
「なんとなく好きな感じがする」「なんとなく触れていたい感じがする」そんな感覚の声をキャッチしながら選んでゆくと
「未来の自分」ともつながって、いま必要なことに触れてゆくことができるようです。
種のうちは、何の花かわからない。
でも、その種を手にとって「なんとなく好きだな」と、その感覚とつながって、なんだかにっこりするのなら
その種から、大好きなあの花が咲くことを、どこかでちゃんと知っているのです。
それは、未来の自分からの、贈り物です。
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