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秋 すこしずつの変化
先日、古民家をあつかっている大工さんとお話をしていましたら、どうやらこの家は築180年ぐらいではないか?とのことでした。未だよく築年数はわからない古民家をこの春、息子と一緒に引き受けました。
でもいずれにしても3世代分が溜め込まれた家財を片づけなくてはならず、通いでせっせと励んでいます。
夏はあっという間に過ぎて、門脇の金木犀が咲きほこり家の中まで、あの香りが通り抜けていきます。
この場をどう活用するか、すこし変化が出てきました。ある会社と夏からお話をしてきたのですが、この家を宿泊施設として活用する計画が進み始めました。まだ契約もしていないので100パーセント決定した話ではありませんし、まだ白紙に戻る可能性も無きにしもあらずですが。
予算も目的も決まっていない内から、「リノベーションするならこんな感じ?!」とコツコツと集めていたイメージ写真を、宿を運営する会社さんや、設計家さんとも共有して、宿のコンセプトやリノベーションプランの話をするこの段階が一番楽しい時期かもしれません。
そんな変化が出てきた中でも、やらなくてはいけないのはやっぱり片づけです。この家は2階、3階が元蚕場で(先日見たら4階もある?という感じでしたが。。。)そこにも「どうやって?ここまで荷物をあげた???」と驚くほどの荷物が置かれていました。悪態をつきたくなります。
上の写真は、一度カラにした2階の西側のスペースですが、3階に置かれていた荷物を下ろしたら、結局「ふりだしにもどる」状態になってしまいました。しかし、これを片づければ家の中のゴールがなんとなく見えてきます。
下の写真はカラッポになった3階の屋根裏。ここをきれいにしてアルプスの少女「ハイジ」のように、屋根裏の寝室にできたらいいなぁと妄想が膨らみます。
この秋、どのような進展になるのかわかりませんが、季節はあっという間に移っていきます。寒い冬前には片づけを完了させたいなぁと思う次第です。