古着で「のれん」を作ってみよう!?
築年数がはっきりしないが、築150年以上築220年以下だろう古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するかは、はっきりとは決まっていないため、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで片づけしながら、何ができるのか思案中。
伯父伯母の古着、おじいちゃんおばあちゃんの着物が膨大に残されている。毎日1着ずつお着替えしても、着倒せないのでは?というくらいの量である。お片づけでかなり汚れるので、農作業用の古着は結構役に立って使いまわしているが、それもせいぜい数着。
ときおり、「おっ!これは今、イケるのでは?」というようなトレンドが戻ってきたようなアイテムも発掘されるが、それもそれもせいぜい数着。
なぜか「INGEBORG」「ピンクハウス」ブランドのなつかしアイテムも発掘されるが、それもそれもせいぜい1〜2着。
その上、タオルやら手ぬぐいやらスカーフやらハンカチやら様々のファブリックが豊富に発掘される。
当初、古着や布等は近くのリサイクルステーションに持っていけば回収されて東南アジアなどに輸出しリユース・リサイクルされるはずだった。ところがこのコロナの影響で古着回収が中止され、役所に問い合わせたところ「もえるゴミ」として出すしかないとのこと。
もちろん、リユース・リサイクル業者や子猫たちのケアのために活用するもあるのだが、送料が膨大になってしまい、片づけ費用を節約したい私たちにとっては、心苦しいがゴミとして出す選択をしている。
ちなみに、私の息子は古着屋でバイトしている。いろんな人から「バイトじゃなくて、この大量の古着を売れ!」と言われている。そうだ!売って改修費の足しにしてほしいものだ。
少しでもなんとかならないかなぁ??
ほんのちょっとだけど、リメイクできるものはしてみようと思う。入り口の扉は中途半端にアルミの引き戸にリフォームされているのが気にはなっていたので、いつか何かやることが決まったら、ここに「のれん」をかけてみようかなぁとは思っていた。何をするかも決めていないのに「のれん」?は気が早いが。。。少しファンキーな「のれん」になるかもしれないが、いろんな布を継ぎ接いでみようと思う。
幸いなことに2階に残されていた妙齢の「RICCAR」ミシンが動くことも確認した。元は足踏み式だったのを電動に変えた様子。ドドドドドッとなかなかの音をたてて動いてくれた。ちょっと感動である。人生100年時代!これからもしっかり働いて!
布で何かを作ると思うのは、母の影響かもしれない。私の母は洋裁が趣味で、子供の頃は、ほとんど母の手作りの服だった。趣味から職業に格上げされて私の学費の一部も稼ぎ出していた。
使ってもらえそうなモノへのリメイクも、もうちょっと考えて見よう。はたき?(笑)コースター?(笑)ポーチ?(笑)デザインやファブリックが重要とはいえアイデアが貧困か?手仕事をやっている場合でもない気がするが、それも片づけの一貫として楽しんでみようかな。