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江戸時代の古文書が出てきた!お宝となるか?
築200年とおじいちゃんは言っていたらしく、伯母は築150年ぐらいと言っている古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するかは、まだはっきりとは決まっていない。
現在はできるだけ、甲州市に通って少しずつお片付けをしている状況。先週は従兄弟や友人も手伝ってくれてスピード感が一気にアップ!したもののそれでも100分の1程度の達成率。
門の横に大きなハナミズキがあり、ちょうど盛り。2階の元蚕場からの景色は周辺の山々もあいまって、お片付け中なかなか癒される。
雨が降りそうなのに、男性陣の2階から「放り投げ作戦」が展開。下で女性陣が紙類、布類と仕分けをしてまとめて行く。最善の方法だったのかはちょっとナゾだが、2階の部屋は結構スッキリ!そして書類の中、ポーチの中、床の隅から小銭やら商品券やらがポツポツと発掘!なんだかんだと一万円ぐらいのハンティングです。今後のお助けいただいた方々の「労働後の一杯」にしようと思っています。
そんな中、出て来ました。20ほどの古文書が!
どうやら一度、市に貸し出したような形成があり目録化され、いつぐらいの時代の文章かまでは書かれていましたが、内容までは不明。
一番古いものが慶安(1648-1652)の徳川家光の頃の古文書と記されていました。インデックスだけでの情報でも、遠く二条城やら大阪やら駿府やらまでコメを納めるための会計係のチェックシートのような感じの内容のようです。それが上の画像です。
合間をぬって内容を調べようと思いますが、甲州から関西まで年貢的なものをおさめていたらしき事実にびっくりしました。先ほどの1円やら5円やらが急激にかすみます。
私は広告関係のグラフィックを扱う人間として一番興味を惹かれたのは上の画像とタイトルの画像です。どうやら大雨で土地の扱いについてのやり取りを記録したものらしいのですが。朱赤、墨、薄墨、藍が使われていてとてもグラフィカルです。書き直しもなく空間把握ができた書類で、とても素晴らしい。フリクションペンも消しゴムもない時代だからこその一発勝負の記録!私には書けません。
さて、これらがお宝なのか?!
。。。は、わかりませんが、当時の生活を知る資料が発見できて、ちょっとテンションが上がりました。
予算の関係上、地道にお片付けが続きそうです。トレジャーハンティング感覚で、いつ何が出てくるかわかりませんが、楽しんでお片付けに励もうと思っている次第。
お片付けしたい!古文書見たい!そんな方、ウエルカムで進めようと思っています。