【4コマ】マンガ描き初心者さん向けの情報マンガ⑦〜初心者さんがマンガ力を上げるには?〜
こちらはウェブ連載中の「マンガ描き初心者さん向けの情報マンガ」です。
1年半マンガを描いてきた私が、マンガを描き始めた時に「これ知りたかった!」という内容を4コマ形式でお送りしています。
前回はこちら↓
今回はマンガ描き初心者さんがマンガ制作の力を上げるのに、一番手っ取り早い方法のお話です。
マンガを描き始めの頃って、1つの作品を作るだけでも相当時間と労力がかかりますよね。
プロットやネーム、下書き段階で終わってしまう…なんてこともあると思います。私もそうでした。
あれこれ弄り回して、なかなか出来上がらずなんてのもよくありました。
ただね、やってみるとわかるんですが、完成させた方が伸びるんですよね。
これは私なりの考察なんですが、マンガ制作って工程が多いからこそ、出来上がらる方がレベルが上がりやすいんじゃないのかなと。
キャラ作り、ストーリー作り、ネーム作り、下書きやペン入れに着色(トーン貼り)などなど。どの工程も必要不可欠です。
そしてそれぞれレベルを上げれば、面白いマンガになりやすいわけで。
そうなると、どれも体験していかなきゃならない。
そのためには作り上げることしかないですよね。特に初心者さんは。
で、出来上がってから、改めて見返すと今後どこを改善するべきかが見えてきます。
(作ってる途中というのは、良くも悪くも主観で見てるので、どうしても課題が見えにくいんですよね)
コマ割りだったり、セリフの長さだったり、人物の表情だったり。
初心者の時は、色々と至らない点ばかり見えるかもしれませんが、それもまた勉強です。
今の自分のレベルを知って、どこを伸ばしたいかを見つけていくしかありません。
私の最初の頃は、こんな感じでした↑
書き文字は小さくて読みにくいし、キャラの腕や動きもおかしいし、セリフも無駄に長い!
色も塗りまくってて、ごちゃごちゃしてます笑
でも当時はこれが精一杯だったんですよね。
これを描いたからこそ、改善点が見えて、前よりは上手く描けるようになりました。
話は逸れますが、これは他の勉強も同じだと思います。
私は占い師としては8年やっていますが、いくら知識を積み重ねても実践に勝るものはありませんでした。
知識を蓄えた後に誰かを占うことで、自分の改善点が浮き彫りになります。
失敗したこともたくさんありましたが、それも糧になりました。
「読んでもらえなかったらどうしよう」
「面白くないと思われたらどうしよう」
「下手くそと思われたくない」
そう考えると、なかなか完成まで辿り着けません。
でもせっかくの作品を外に出さないことには、誰にもあなたのマンガは読んでもらえないのです。
初心者だからこそ、どう思われてもいいのだから、どんどん作品を完成させましょう。それが一番の近道です。
面白いマンガを描きたいなら尚更ね。
初心者さんで「上手くならない」「なかなか完成できない」と思ってる人は、まずはどこかで区切りをつけて、完成まで持っていきましょう。
今の自分にできることをするしかありません。
でもそれが、きっと次の作品に生かされていきます。
諦めずにたくさんのマンガを描いてみてください。
明日は「上手く描けない」と嘆く初心者さんがやりがちなことについてお話しします。
お楽しみに!
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