書くこと、働くこと、自分らしく生きること。

Blogで書いたり、FaceBookやInstgramといったSNSで投稿してみたり、誰もが「書く」という行為に身近な時代です。昨夏、どうしても執筆したくなって400字詰め原稿用紙30枚にまとめた短編を書き上げました。未発表で、限られた友人や知人しか読んでもらっていません。これを5倍の150枚に膨らませて書き直して某文学賞へ応募します。で、その「助走」という意味でnoteという場で書いていこうと思います。これは「いいね！」をしてもらうための内容ではありません。でも、読んでもらって誰かに何かの気持ちが芽生えたり、元気が湧いてきたり、心を揺さぶるようなことがあれば、それは書き手としてとても光栄なことです。

「売れないものを書くなんて！」という指摘も受けます。はい。当面「売り物」になる作品ではないでしょう。けれど、今グツグツしている感情と、溢れる言葉をどこかに置き換えなければ私が壊れてしまう。そう感じて、のろのろとnoteに登録して、書き始めることにしました。

これまで仕事的に売れることを狙って書いてきた分、もう小説くらいは自由に執筆したい。心に穴をあけ滴る血を押さえることもできず超えてきた恋愛だけでなく、働くということを今一度、真摯に考えてみようと。私自身が広告業界で仕事をしてきた13年間、会社を立ち上げて回してきた13年間。合計26年も走り続けてきてしまい、時代に翻弄されたことも多々ありつつ、27年目の今を迎えています。昨秋からキャリアアドバイザーという仕事も定期的に行うようになって、なおさら自分自身の働き方を振り返ることになっています。

私は、あまり目指すようなワークスタイルを持っておらず、その時々にクラゲのごとくふわふわと泳ぎながら生きています。それが良いのか悪いのかわかりませんが、「そうせざるを得なかったから、そうした」という選択肢の少ないながらの人生で、結構楽しくやってきているので、あんまりカリスマ的な存在は求めないのです。合うとか合わないとかは瞬時に察知できる勘の良さはもっていても、「合わない」と感じても時間が経つと「合う」こともありますし、その逆も然りです。人間は一面だけでは語れないものだから。

何にしても、今日からコツコツ、星みちるとして発信してゆきます。毎回、短編のような構成になると思いますが、どうぞお楽しみに。これからよろしくお願い致します。（了）