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住宅ローンでマイホームを買いたい!と思ったらまず何から考えるか。
その購入は「投資」なのか「消費」なのか
を考えてみるのが良いと思います。
実需用の不動産(マイホーム)で難しいのが、人に優先する条件が異なるため、正解が異なるということ。
そしてその「投資」と「消費」の割合が人によって異なります。
70-30の人もいれば40-60の人もいる。万人にとっての正解がないので、自分の感情に従って選ぶしかなく、その点で投資用不動産とは競技が異なる。
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投資
投資なのであれば、資産性はマストであり、物件の希少性や立地が先ず命となります。
ただ、そこで問題となるのが、都心の好立地に自分の求める条件を全て満たす物件を買える人は限られること。
では、どの条件から妥協するのが良いのでしょうか。
個人的には資産性を担保するのであれば「広さ」から妥協するのが良いと思います(ただ、これも正解はないです)。都心の一等地のマンションにはワンルームだとしても強い需要があります。
消費
消費と割り切るのであれば、必ずしも都心である必要はなく、エリアの選択肢は無限にあります。
人によって好みが異なるため正解はないですが、日々のQOLを重視する以上、「愛せる街」や「愛せる物件」で選ぶことがマスト。
そこには好きで住んでいて日々の充実度が勝るので、たとえ値下がりしようが何が起きようが、納得できるはずです。
「投資」と「消費」のどちらかを100-0で考える人は稀だと思うので、無意識にでも自分で上手く折り合いをつけて納得できるラインを探しているのだと思われます。
家族がいれば家族全員にとっての最適解を模索する必要がありますね。
結局正解はないですが、後悔しない住宅購入を目指すのであれば、先ずは「愛せる街」や「愛せる物件」で探してみるのが良いでしょう。
不動産についての投稿ではありませんが、まさに不動産にもこの考えが当てはまると思いました。
「価格の高さ」=「資産価値」
「効用の大きさ」=「日々のQOL」と言えると思います。
【価格の高さと、効用の大きさは、多くの場合別物である理由。(1/12)】 pic.twitter.com/DhfaH3x5Gw
— お金の向こう研究所ーお金の教養小説『きみのお金は誰のため』ー (@beyondmoneylabo) August 13, 2024
最後に自戒を込めて
個人的には、マイホームの購入であっても不動産投資の目線を持つべきだと思っています。マイホームは、自己居住用のため、空室リスクがゼロの不動産投資。
都心に自分の満足できる家を買いたいし、折角マンションが好きなので「資産性」も「日々のQOL」も求めたい。
年収が足りないなら副業でも収入合算でも何でも与信に足せばいい。
ペアローンにしても、離婚する際に物件価格が残債割れしているから問題なのであって、ローンを上手く利用して億単位の資産形成している家庭はいくらでもあります。
不動産にインサイダー情報はなく、再開発の情報も調べればタダでいくらでも出てくる世界。あとはやるかやらないか、ですね。
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