面倒くさがらず靴ひもを結べ
尿路結石対策のために緑茶をがぶ飲みしているマーモットです。
今回はスパイクについてお話をします。
タイトルの通り靴紐の話が中心になるのですが、それ以外にも靴を選ぶポイントについてお話していきたいと思います。
読むのが面倒くさい人はこれだけ覚えていってください。
◎ASICSの靴を買え
僕が靴に対して求めていることは次の2つです。
⑴足にフィット(固定)してグラつきがないこと(=足本来の動きを阻害しないこと)
⑵足部のMP関節はある程度の可動性を保っていること
そも足は片足だけで26個の骨でできているので、いろいろな方向に細かな可動性を持ちます。そうでないと、重心の微妙な変化に対応できないからです。なので、靴の機能として求めているのは足の機能を阻害しないで保護をすることです。
上記を踏まえたうえで、靴を選ぶ際に見ているチェックポイントは次の4つです。
①かかと部分が固いこと
②足の甲部分が柔らかいこと
③靴裏にシャンクが入っていて靴が潰れないこと
④マジックテープ式は買うな
それぞれ理由は以下の通りです。
①かかと部分が固いこと
→これはとても重要なことです。なぜなら、人が動く際には踵に体重の半分以上がかかっているからです。もしここが弱いと踵(踵骨)の動きが不安定になってしまい、パフォーマンス低下だけでなくケガのリスクが増大します。
もはや靴を見るときに自然とかかと部分を見てしまうほど身体に染みついている自分がいます。もし踵がダメなら、どんなに軽くても素晴らしい機能だとしても避けましょう。
②足の甲部分が柔らかいこと
→MP関節が自由に動けるかどうかを見ます。
ただ、柔らかすぎるとそれはそれで危険なのでやめておきましょう。
ここは自分の感覚を優先した方がいいので、目視をしてから実際に履いて確かめることをおススメします。
③靴裏にシャンクが入っていて潰れないこと
→シャンクとは靴裏に入っている補強素材です。腕をサメに食われる方ではないです。シャンクは立位バランスや歩行した際の足部の安定性に貢献します。これが入ってないと、靴が必要以上に靴が潰れてしまうことがあるので、足のアーチが潰れる原因となってしまいます。以下の記事の写真が分かりやすいのでご覧ください。
④マジックテープ式は買うな
→紐より足(足関節)を固定できないからです。①~③を満たしているいい靴でもマジックテープだった時点で終わりです。
過去にツイートしたのですが、マジックテープ式のスパイクは着脱しやすい以外のメリットが分かりません。着脱のしやすさを優先した結果、様々な機能を失ったとしか思えないのです。
以上が靴を選ぶ時のポイントです。
続いて、僕がおススメする靴ひもの結び方をご紹介します。
靴紐を結ぶ時は「ダブルアイレット」という結び方にしましょう。
ダブルアイレットは主にかかとを固定するための結び方なのですが、野球をやる全ての人に薦めたい結び方となっています。特にオススメしたいのは、投手や走塁守備で活躍する人、フィジカルが強くて踏み込む力が大きくなり人や捻挫癖がある人たちです。つまり野球に全力で取り組む全員です。
結び方も面倒ではありません。最初に一工程加えれば終わりです。具体的には以下のリンクを踏んでご覧ください。
で、マジックテープをお勧めできないのは、このダブルアイレットができないからということもあります。野球は前後左右に緩急をつけて動くスポーツですので、先述の通り靴の役割は足関節をしっかりと固定させて足との一体感を出すことです。それなのにマジックテープとかいう太くて少ない固定具だけでは心もとないので、全員靴紐のスパイクを買いましょう。というかマジックテープのスパイクなんて着脱しやすい以外のメリットあるんですかね。面倒くさがらずに靴紐を結びなさい。
ということで、今回はスパイクの選び方というか靴紐の靴を買えという話でした。
気が向いたら、次はインソールについてお話ししたいと思います。
雑談:ゲーミングチェアを買いました。世界変わったわ。
【参考】
https://www.fujito-sekkotsu.com/post/how-to-physicalcare-45
https://funda-reha.com/shank/