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調べました。開票が始まってすぐに当選確実って出るのなんで?(3)

はじめに・・・

選挙特番の番組を観ていると、開票が始まってすぐに、"当選確実"ってどういうこと?!って思うことありませんか?
私は毎回思います。しかも、開票時間になってすぐに票がすでに表示されている。
テレビ局ごとにも、各党の当選候補者の数がバラバラです。
どこのテレビ局の情報が新しくて、正しいのか分からない。

どんなことを調べた?

今回はこちらのデータベースで調べてみることにしました。
検索キーワード“当選確実” “選挙”のAnd検索しました。
すると、2件検索結果が出て、そのうちの1つ神戸市立中央図書館の「選挙の出口調査と当選確率について。出口調査の信憑性について」というレファレンスがあるので確認することにしました。

「当選確実」を出すには、「出口調査」がものすごく関係していることがわかりました。それでは「出口調査」から紐解いてみましょう

回答・・・
【日本での出口調査の始まり】

「出口調査」が初めて本格的にに導入されたのは、1992年7月26日の参議院選挙であった。フジテレビが1,100投票所で16万人、日本テレビが1,000投票所で15万人の出口調査を実施、TBSも5万人規模の調査を行った。3社は投票速報に出口調査の結果をフルに活用した。

『20世紀放送史   下』より

Google検索で“当選確実”דしくみ“で検索したところ、以下の記事が見つかりました。

各メディアの出口調査と統計学を基に計算し、その候補者が当選なのかどうかを導き出し、確実だと判断して放送しています。
各テレビ局の各党の当選確実の数値が異なるのも、各テレビ局の算出方法があると思うので、視聴者としてもどこのテレビ局の情報が最新のもので確かなものなのかという判断は難しいと思います。

より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください⬇︎

調査を振り返って・・・

選挙たびに、ずっと思っていた疑問でした。出口調査という言葉は知っていても、その出口調査の意味や役割が全く分かりませんでした。また、当選確実、当確の基準もあたっということも知らなかったので、次の参議院選挙のときには違った見方ができるにではないかと思いました。

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