見出し画像

実写版Mulan *ネタばれ有

Disney+でやっと実写版ムーランみました。
アニメ版とストーリーもキャラクターも変わってて、面白かったです。
途中までミュージカルだと思ってみてたので、全然歌わんやん!って思ってましたが、よくよく考えたらミュージカルなんて一言も書いてなかったわ。
公開当時はいろんなことで話題になってたけど、映画自体はすごくよかったです。アクションいっぱい、カメラワークも面白いシーンいっぱい、絵面も綺麗なシーンいっぱいでした。馬で草原かけていくシーンの草がめちゃくちゃ好きでした。あれ多分CGよね??

Ch'i is 何?

肝心の感想なんだけど、最初っから最後まで思ってた。「Ch'i」って何?
音声英語、字幕なしで見てたからちゃんと全部理解できてないけど、この「Ch'i」が魔法的なものなのか、それとも身体能力を極限まで引き出す的なサムシングなのかが最後までわからんかった…
皇帝とか敵のボスとかは身体能力極限化っぽかったけど、あの魔女完全に魔法じゃん?人の姿乗っ取ったり、鷲?鷹?に変身したりとかはもう魔法でしかないじゃん?日本語字幕だったらうまいこと説明されてるのかな…もっかい見るか…?
確かにリアルで考えて、(訓練されてないとはいえ)年若い男の中で、ムーランが女であるにも関わらず頭角を現していくには、頭の良さだけでは説明つかないと思うけど…それにしたって他の男どもが誰一人達成できない中で水桶持って登頂しちゃうの、もはや魔法でしかない。チートか?

隊長になにが起きた

キャラクターについては、隊長最初出てきたときに、「いや、この人とムーランは恋に落ちんやろ!!」ってなったけど、キャラ改変されてたのね。代わりに(?)同僚として新しい人物が追加された訳だけど…またこの役者さん、どっかで見たことあるなーって思ってたら、会社の後輩君にそっくりでした笑
それはおいといても、なんでわざわざここ改変したのかなーと不思議で(だって男の園に男装した女子、頼れるリーダーと恋に落ちるなんて、女の子の大好物じゃん)、ちょっと調べたら記事出てきましたね。海外のだけど、こちらの記事(の中の記事)によると、

(ざっくり翻訳)「#MeTooのムーブメントが起きている中で、隊長(=上司)と恋仲になるという設定が不適切と感じた」

ということらしいですが、なるほどね~
勿論、原作のムーランがおかしいわけではなくて、お話って時代とともに変わっていくから、それでいいと思います。
この同僚さん、結局好きなん?どうなん?みたいなのはすっっっっっっごく曖昧にされてるみたいなんだけど、絶妙すぎたね、空気感。水浴びしてるシーンのセリフなんか、「男女で聞いたらロマンチックだけど、戦に出る準備してる人たちやからな~仲間としても言いそうやな~」みたいなくっっっそ絶妙なセリフ。脚本家天才か。
最後のお別れのシーンもね~!絶妙すぎよね!もうね、このまま実写版でムーラン2も作ってほしいよね!あのアニメのストーリーで!
(そして同僚'sの中の、あのぽっちゃり君がめちゃくちゃ好きでした。癒しすぎた)

フェニックス IN、ドラゴン OUT

あとねー好きだったのは、フェニックスね!美しかった~!!
太陽に向かって飛んだ時とかに、光の加減で翼とか尾の色が変わるの!スッと紫色が入る瞬間が一番きれいでした。
ところで我らがムーシューはどこ行っちゃったの?そしてなんで守護者がドラゴンからフェニックスに変わっちゃったの?そういえば、皇帝の後ろにはドラゴンの金ピカの飾りがあったけど…え、何、匂わせ?別の世界線?

クレジットこそ本番

そしてディズニー映画といえば、クレジットまでしっかり見ることをお勧めしたい派なんですが、Reflectionの中国語版?流れてきたときは、「ん゛ん゛んん!!!」ってなったよね。いい意味で。心臓ギュンってした。
皆さんも流し見でもいいから最後まで見てね。この映画を作るのに尽力した人たちのお名前だよ。私はいつも「絶対楽しいことばかりじゃなかったはずだけど、それでも踏ん張って、最後まで作ってくれてありがとう」って思いながら、心の投げ銭してるよ。

いいなと思ったら応援しよう!