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星 かもめ
2021年1月31日 18:07
生きている間ずっと人に踏まれることになる場所に芽吹く草花がある。そこらじゅうに。そこに種が落ち、根付き、芽吹く。踏まれ続ける場所であろうが、延々と日影であろうが、そこに芽吹いてしまったのだからそこで生きるしかない。すべての命がそうなのだろう。そうしたらもう、そこでいかに幸せに気持ちよく生きるかだけだ。明日には見ることはない空の色を、雲の形を見て、その美しさを呼吸とともに取り込んで、今日私は