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UberEatsの遅延が多いという声が多くて高額案件も素直に喜べない件。

説明する必要も無いと思うがこれから語ることは私の感想のようなものなので具体的な数字とかは提示しないで話を進める。

私が普段稼働している岡山は一件あたりの配達報酬が高いというコメントを頂く事が多い。旧アルゴリズムにおいては私もそのように思っている。(具体的にどれくらいの金額なのかについては私の動画を見てくれたら大体わかるともうので割愛する)現行の新アルゴリズムはまだよく分からないが配達報酬の高低差が激しすぎるとは思っている。一件配達して3000円とかになるのはやり過ぎだが逆にダブルで320円みたいなのがどんどん飛んでくるので配達員が高額案件を狙うようになるのは自然な流れだと思う。

その新アルゴリズムになってから商品のお届け時間の遅延が増えているという声をよく耳する。実際にお客様から指摘されることもあるしSNSでも散見する。
きっと配達員が減っているのだと思う。私は加盟店でも働いているのだが、以前に比べてピックアップまでの時間が明らかに遅くなった。

あと最近UberEatsを専業で始めた人は続かないと思っている。元々は「自転車でもできてゲーム感覚で稼げる」みたいな触れ込みでローンチされそこに魅力を感じて始めたのが初期勢だと思うのだが現在は「最低でも50cc原付に乗って24時間戦えますか?」的なノリになりつつある。これは続くわけがない。
ということで配達員が新規で著しく増えるという事態は考えにくい。

さらにはフーデリ配達員をしてる人の数は一定数しかいないのにプラットフォームは複数あり、ほとんどの配達員が同時オンラインをしている。配達員の数は一定数なのでただそれが割れるだけである。

閑話休題。
つまりは配達員が減っている、厳密にいうとアクティブな状態の配達員が減っていると私は思っている。
そうなると案件は熟成していき(注文のあと配達員が決まらず時間が経過すること)配達報酬は釣り上げられていく。高額案件はこうやって生まれる。実にシンプルな流れだ。もちろん配達員が少なくていきなり高額になる場合もある。

私は思う。高額案件を自分自身が引いたりSNSでスクショを見るたびに「きっとお客様の期待には応えられていないのだろうな」と。
お客様のニーズは「希望した商品が約束通りの時間に届くこと」である。そういう事を言うと「Uberはマッチングアプリだからお客様の期待とかどうでもいい」とか言ってくる人もいるが今更そんな議論どうでもよくてお金をもらっている以上は仕事だと思う方が健全である。

UberEatsの人手不足問題はきっと現状のままでは解決しない。
ダブルやトリプルを優先的に配車しても配達員は解体するし、自転車を干してもバイクや軽貨物の配達員が増えるわけではない。個人的には自転車にもメリットがたくさんあるのでショートはしっかり自転車にも配車して欲しいと思う。
その辺の塩梅をUberのAIはしっかり学習して欲しい。

この高額案件と低額案件の博打みたいなアルゴリズムはしばらく続くと思う。
そしてそれは「顧客満足度が向上しない」という事である。
高額案件を引いても心からは喜べない自分がいてモヤモヤする。いや、配達自体は楽しいのだけれども。

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