SBIの地銀連合、計8行へ
SBIが目指す地銀連合構想ですが、新たに筑波銀行が加わり、合計8行となりました。
SBIはデジタル技術に強みを持ち、地方銀行の持つ固い地域基盤(顧客基盤)と組み合わせることで新たな価値が生まれていきます。
地方銀行のデジタルトランスフォーメーションをおこない、まずは行内のコスト削減です。
その後に、デジタル技術を活用した新たなサービスを顧客へ提供していきます。
特にこれからの世代はスマホネイティブと呼ばれ、スマホをPCよりも重視してきた世代です。
今後は、スマホアプリで銀行手続きが完結したり、飽きさせないUXデザインが求められていきます。
そのため、私はSBIによる地銀連合構想はとても支援したく考えます。
今回、筑波銀行が新たに連合に加わったことで、SBI地銀連合の預金残高は合計で7兆円となりました。
合計のグループ従業員数は5400人となり、驚くべきは店舗数です。
なんと、店舗数は全国に447店!
メガバンクのランキングに落としてみましょう。
三菱UFJ銀行:515店舗
みずほ銀行:464店舗
SBI地銀連合:447店舗
三井住友銀行:444店舗
もちろん、銀行はこれからコスト削減策として店舗の統廃合が求められます。
ただし現時点において店舗を多く抱えて地域に特化し、メガバンクが攻め入る事が困難な顧客基盤を有しているSBI地銀連合は、デジタルと融合することで、メガバンクに肩を並べるようにまで成長すると私は考えます。