【夏着物】絹紅梅のススメ
注文していた竺仙の絹紅梅が仕立て上がりました。
源氏香が図案化された紺色の夏着物です。
生地が薄く透けるので、長襦袢との重なりを楽しめます。
竺仙とは
高級浴衣専門として、着物雑誌などでも紹介されているブランドです。
綿・麻・絹など様々な素材を扱っています。
竺仙の店舗に行けずとも、夏に向けて全国の百貨店や呉服屋さんで取り扱われるほか、オンラインショップもあります。
今回注文した絹紅梅は、浴衣として着ることもできるそうですが、夏着物として着物風に着ることをおすすめだそうです。
4月末:柄と色を選ぶ
今回、私は百貨店のイベントで、「奥州小紋」、「松煙染小紋」、「絹紅梅」、「綿紅梅小紋」の4種から生地を選び、見本帳から選んだ柄・色で染めていただくオーダー会に参加しました。
絹紅梅などの透ける生地の場合は、長襦袢の色も考慮して選びます。
私は夏の長襦袢を持っていなかったので、店員さんに相談して麻の白い長襦袢を仕立ててもらうことにしました。
オーダー会は4月頃からインスタグラムなどのSNSで案内がありました。
オーダー会でなくとも、豊富な生地が販売されているので、気にいるものが見つけられると思います。
5月中旬:染め上がった生地の確認
反物として仕上がった生地を確認し、問題なければお仕立てにすすみます。
奥州小紋などであれば、ミシン仕立て・手縫いなどを選ぶことができますが、絹紅梅は縫い目も透けてしまうためか、百貨店では「お仕立て(絹紅梅)」で手縫い一択でした。
このとき、手持ちの長襦袢のサイズを伝えるのも忘れずに。
生地が透けてしまうため、長襦袢と着物のサイズが違う時に使えるテクニックが外に見えてしまうからです。
6月初旬:仕立て上がり
待ちに待った仕立て上がり!
着付けてみると、薄いのに生地がしっかりしていてとても扱いやすいです。
シャリ感があると表現されるよう。
気になる「絹」のお手入れも、解説書が入っていて安心。
冷水で押し洗いが可能だそうで、ウェブサイトにも案内があります。
夏のお出かけのお供に
とっても素敵な着物と出会えて大満足。
夏のお出かけで、たくさん着るのが楽しみです!
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