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【3.11 前代未聞のテレビ番組のネット配信〜勇気ある行動がたくさんの人々を救う〜】 第9回情報リテラシー論

僕はデザインを学ぶ大学に通っている大学1年生です。今週も、通っている大学で受けている「情報リテラシー」という授業で学んだことを自分の言葉で皆さんにシェアしていきたいと思います。

今回のテーマは、『テレビの衰弱と動画メディア』でした。

その中でも個人的にとても印象に残っている話題について掘り下げて今回は書いていけたらと思います。
それは2011年3月11日、東日本を大地震が襲った日に起きた、テレビの歴史を大きく変えた出来事です。この出来事について調べていけばいくほど、これについてたくさんの方に知っていただきたいと思い、このブログで書くことにしました。


1.東日本大震災発生直後の勇気ある1人の少年の行動


2011年3月11日、東日本で大きな震災が起きてしまいました。地震直後は、突然の災害のため、情報がうまく回っていませんでした。停電のためテレビを見れない方や、日本の外にいる方は、その震災の状況が掴めずにいました。そんな時、広島県に住む1人の中学生が、勇気を出してNHKの震災にかかわるニュースをUstreamで自分のiPhoneを使って流しはじめました。この勇気ある行動が発端となり、この後、テレビの歴史を変える大きな出来事が起きるのです。この出来事について詳しく書いてくださっているサイトがあるので、その文章を引用して紹介させていただきます。

テレビ放送をインターネットでそのまま流す、という大胆な行為を真っ先に行ったのは、広島県に住む当時中学 2 年、14 歳の少年だった。最初の揺れから 17 分後の午後 3 時 3 分、「この画面をネットに流したら、助かる人がいるんじゃないか」と考え、自分の iPhone でテレビ画面を写して、Ustream に流し始めた。NHK から訴えられたらどうしようということも考えたが、「東北には自分よりも不安を抱えた人がものすごい数いる」という思いに背中を押されて放送を行った。

 配信の話題は Twitter を通してあっというまに広がっていった。

 配信に気づいた Ustream Asia の担当者は迷った。少年が行ったのは NHK の著作権を侵害した「違法配信」であり、普段は直ちに停止する内容だ。しかし、停電などでテレビを見られない人には貴重な情報源ではないかと考えた。

出張中の Ustream Asia の社長、中川具隆さんは午後 4 時頃「我々の判断で停止するのはやめておこう」と指示。NHK から要請があった場合のみ、停止することにした。

事態が変わったのは午後 5 時 20 分頃である。NHK 広報部の公式 Twitter アカウント、@NHK_PR が、他の Twitter ユーザーから Ustream で NHK が見られることを知らされたのだ。@NHK_PR は「情報感謝!」というメッセージを添えて、教えられたURLを自ら広げた。これは言ってみれば、事前許可なしで行われた配信に NHK の広報職員が同意を与えたようなもので、ここから情報拡散に一気に火がついた。

 18 分後、他のユーザーからそんなことをして大丈夫かと問われた @NHK_PR は「私の独断なので、あとで責任は取ります」とも返している。彼も、テレビを見たくても見られない人がいるかもしれない、というニーズをわかっていたのだ。この NHK 広報職員は阪神大震災の被災者であり、地震の第一波が東京に届く前、2:47 頃の緊急地震速報以後、大津波警報など重要情報をつぶやきつづけていた。

 その後、午後 6 時になると、NHK は少年による NHK 番組の配信を Ustream に許諾、午後 9 時頃からは NHK 自身による Ustream 公式配信をスタートさせた。

 これと前後して、TBS、テレビ朝日、日本テレビ、フジテレビなどの民放も同様の配信を開始している。テレビ局による公式ライブ配信を最初に始めたのは TBS だった。17:42 には Ustream で CS のニュース番組「ニュースバード」を配信している。
https://www.google.org/crisisresponse/kiroku311/chapter_10.html より引用。


↓実際のNHK広報局の方のツイートです。
どれだけの勇気を出して、困っている人々のためにこのツイートをしてくださったのでしょうか。
このツイートがたくさんの人々を支え、助けたことでしょう。


中学生の少年はもちろん、Ustream Asiaの社長さんといい、なにかあったら自分が責任を取るといって少年の行動をサポートしたNHK_PRの方といい、自分が今後どうなるということは後回しにして、今困っている人たちに対して自分ができることを全力で行う姿はほんとうに尊敬するし、見習いたいです。いくら緊急時だからといっても、私たちは、「自分じゃ責任を取れない」などといって、逃げてしまいがちではないですか?いま自分たちが本当にすべきことは何かを瞬時に判断してして、勇気を出して彼らが行動を起こしてくださったからこそ、助かった人達がたくさんいたと思います。自分は恥ずかしながら、このような出来事があの日あったことを知りませんでした。この出来事を時系列でわかりやすくまとめてくださっているサイトがあったのでこの下に記載しようと思うのですが、それを見ていても、鳥肌が立ちました。しかもこれらの出来事は地震のすぐ直後に起きているのです。その行動力には本当に驚きます。
ちなみにこの時のUstreamの配信は震災当日133万人もの人々が視聴していたといいます。平常時の視聴者数は約20〜25万人ということで、普段のおよそ5倍もの人々がこの放送を見ていたということです。

↓UstreamでのNHKの番組配信の出来事を時系列でまとめてくださっている記事です。どれだけこの行動が短時間で行われて、たくさんの人に情報が届けられたかがよくわかるのでぜひ読んでみてください。



2-1.YouTubeでのTBSのニュース配信


テレビの放送をインターネットで配信したのは Ustream だけではなかったのです。ニコニコ生放送でも、NHK とフジテレビのニュース番組の放送を始めました。

 そして Google の運営する YouTube でも TBS のニュース番組が流れました。YouTube Live という今ではよく使われる機能ですが、当時は国内ではほとんど使われていなかったライブストリーミングの仕組みを使い、TBS が番組の配信を開始したのです。

TBS との合意を実現したこの出来事の中心になる方がプロダクトマーケティングマネージャーの長谷川泰さんと法務部の山田寛さんでした。

長谷川さんは地震発生時、Googleのオフィスがある六本木ヒルズのエレベーターの中にいたといいます。突然の地震で止まってしまったエレベーターの中で、家族の安否を確認したり、震災に関する情報を調べたり、社員に、社内の状況を確認していたそうです。その後エレベーターが復旧し、混乱の中、オフィスに向かうと、そこではクライシスレスポンスチームが議論をしていたといいます。そこに長谷川さんも加わり、今何ができるか議論を重ねていたといいます。長谷川さんはYouTubeで動画版のパーソンファインダー(安否を確認するシステム)を行おうとしましたが、それにはかなりの準備時間がかかってしまうと考えました。(実際に形になったのは1週間後)。

他に、今すぐにでも私たちができることはなんだろうと考え、思いついたのが、YouTubeでのテレビ番組の配信でした。

実はこれを思いつくきっかけになったのが、先述した1人の少年の行動によっておきたUstreamでのNHKの番組の配信でした。実は長谷川さんもその配信を見ていたのです。YouTubeはすでに多くのテレビ局とコンテンツパートナー契約を結んでおり、こうした局と交渉をすれば合法的にサービスの提供ができるのではないだろうかと考えたのでした。

2-2 YouTube配信までの思わぬ壁

ここからは、この配信までの長谷川さんを中心としたみなさんの奮闘する様子を細かく詳細に書いてくださっているサイトがあるので、そこから文章を引用させていただきます。

長谷川は各パートナーの渉外担当に連絡を取り始めた。先述したように、TBS は積極的にライブ配信を進めており、YouTube でも同日中の配信を行うということで意見が一致した。
TBS との合意はほんの出発点に過ぎなかった。この日、長谷川の前には、乗り越えなければならない壁がいくつも立ちはだかっていた。

まずは法的な壁だ。TBS の許可をもらったとはいえ、これが本当に法的に問題にならないか。長谷川は、チャットで法務部のTBS との合意はほんの出発点に過ぎなかった。この日、長谷川の前には、乗り越えなければならない壁がいくつも立ちはだかっていた。

 まずは法的な壁だ。TBS の許可をもらったとはいえ、これが本当に法的に問題にならないか。長谷川は、チャットで法務部の山田寛に問い合わせた。

 山田は、いつでもチャットに対応できるようにパソコンの前に張り付いていた。法的相談はもちろんだが、帰宅できない同僚に自分の部屋を開放して構わないという社員がリストを作っており、山田もそこに名を連ねていたため、いつ誰から連絡が来ても大丈夫なよう備えていたのだ。

 地震後、最初に山田へ連絡を取ってきたのは長谷川だった。

 山田は当時をこう振り返る。

 「最初は Google の誰かが TBS の画面を撮影して、それをそのまま YouTube に流すというワイルドなアイディアだと思って(笑)。さすがにそれは……と思ったのですが、そうではなくて TBS の全面協力により、スタジオでボタンを押したら始められるような状況になっている、ということでした。もうちょっと信用してあげればよかったですね(笑)」

 この時点で山田は問題がないと思ったが、話が進むにつれ、社内での承認の問題もあることがわかってきた。

 普通の状況で YouTube のライブストリーミングを行うには、数々の社内承認プロセスや契約プロセスを通さないとならない。

 「彼が相談をしてきたのは、11 日の夜、確か日本時間で 午後 8 時か9 時頃。YouTube の本社は夜中で閉まっている時間です。長谷川はすぐにでも始めたいけれど始められない、どうしようという感じでした」

 ここで山田は決断をする。

 「本来の社内プロセスがどのくらい重いかわからなかったけれど、とりあえず始めるしかないだろうと思ったんです。翌朝、もし本社がダメだって言ったら、その時点で止めればいい。とりあえず今始めようと」

  山田は、長谷川に対して「始めることについては僕の責任で OK だ」というメールを出した。

 「僕自身、今日本がどうなっているかを知りたかったし、世の中でもものすごい数の人がリアルタイムの情報を探していました。それを Google がサポートできるというのであれば、もうやるしかない。勝手にテレビを撮るならリスクが大きいけれど、TBS 側で承認してくれるならリスクはないだろうと考えました」と山田は語る。

時差と技術の問題を乗り越え、配信スタート

 山田のお墨付きをもらった長谷川だが、次は時差と技術の壁が立ちはだかっていた。

 今でこそ当たり前に行われるようになった YouTube のライブ配信、YouTube Live。しかし、当時は海外ではサービスがスタートしていたものの、日本はまだ正式スタート前で経験者がいなかった。不備がないよう、本社スタッフに連絡を取ろうとしても米国は深夜なため難しい。

 ただし、Google は米国だけでなく、ヨーロッパなどにもオフィスがあり、優秀なエンジニアが点在している。

 「ヨーロッパのエンジニアを当たり、イギリスのオフィスにいるライブ配信に詳しいエンジニアを捕まえることができました。しばらくは、どのフリーソフトが使えるとか、設定をどうしたらいいかといったことを私がチャットでこのエンジニアに質問し、それを電話で TBS の担当者に伝えていました」

 こうして電話をつなぎっぱなしで作業をした結果、震災発生から 9 時間弱後、3 月 11 日の 23:30 頃に、YouTube Live を使った TBS ニュース番組の配信が国内で初めて開始された。

 「つながったと思ったら切れたりといったアクシデントもありましたが、TBS さんはとても協力的でした。非常にお忙しい中、ご担当の方に最初からご対応いただけた。毎回電話を掛け合うのではなく、1 時間以上電話をつなぎっぱなしで作業を進めました」と長谷川は振り返る。

 23:50 には、TBS ニュース番組の配信についての告知が Google 公式ブログ 日本版にも掲載された。

 日本国内から YouTube を利用している場合、画面上部には 1 行広告のティッカーが現れるようになっているが、ここでも TBS のニュースが視聴できる旨案内が流れるようにした。

 ちなみに、長谷川が技術的問題でエンジニアと連絡を取っている一方、山田もロンドンの社員と連絡を取っていた。相手は Google 社内における法務関係の No.2、ヨーロッパの法務部責任者だ。

 山田が長谷川にメールを送った直後、山田宛に「今、話せるか?」というチャットのメッセージが飛んできて、すぐにビデオ会議が始まった。

 画面の向こう側には、ロンドンの YouTube 幹部が会議テーブルに並んで座っており「ヒロシ、本当に大丈夫か?」と問いただされた。

 山田は「基本的には大丈夫だし、仮に自分が見落としている問題があったとしても、大事にはならないからやるべきだ」と返したところ、ヨーロッパ側も「それはそうだ」と納得してくれた。後にはヨーロッパの法務責任者から “Yes, no matter what, this is the right thing to do”(これはなすべき正しい行いだ)という、個人的な応援メールも届いた。この法務責任者は「自分も承認したので積極的にやろう」と本社にも話を通してくれたという。

 長谷川は、「通常ならば、ニュース番組をライブ配信するとなると、TBS の側でも何人もの決済が必要で、時間もものすごくかかったはずです。緊急時ということで関係者が了解してくれたため、ほんの数時間で対応していただくことができました」という。

 山田は、いつでもチャットに対応できるようにパソコンの前に張り付いていた。法的相談はもちろんだが、帰宅できない同僚に自分の部屋を開放して構わないという社員がリストを作っており、山田もそこに名を連ねていたため、いつ誰から連絡が来ても大丈夫なよう備えていたのだ。

 地震後、最初に山田へ連絡を取ってきたのは長谷川だった。

 山田は当時をこう振り返る。

 「最初は Google の誰かが TBS の画面を撮影して、それをそのまま YouTube に流すというワイルドなアイディアだと思って(笑)。さすがにそれは……と思ったのですが、そうではなくて TBS の全面協力により、スタジオでボタンを押したら始められるような状況になっている、ということでした。もうちょっと信用してあげればよかったですね(笑)」

 この時点で山田は問題がないと思ったが、話が進むにつれ、社内での承認の問題もあることがわかってきた。

普通の状況で YouTube のライブストリーミングを行うには、数々の社内承認プロセスや契約プロセスを通さないとならない。

 「彼が相談をしてきたのは、11 日の夜、確か日本時間で 午後 8 時か9 時頃。YouTube の本社は夜中で閉まっている時間です。長谷川はすぐにでも始めたいけれど始められない、どうしようという感じでした」

ここで山田は決断をする。

 「本来の社内プロセスがどのくらい重いかわからなかったけれど、とりあえず始めるしかないだろうと思ったんです。翌朝、もし本社がダメだって言ったら、その時点で止めればいい。とりあえず今始めようと


  山田は、長谷川に対して「始めることについては僕の責任で OK だ」というメールを出した。

 「僕自身、今日本がどうなっているかを知りたかったし、世の中でもものすごい数の人がリアルタイムの情報を探していました。それを Google がサポートできるというのであれば、もうやるしかない。勝手にテレビを撮るならリスクが大きいけれど、TBS 側で承認してくれるならリスクはないだろうと考えました」と山田は語る。

山田のお墨付きをもらった長谷川だが、次は時差と技術の壁が立ちはだかっていた。

今でこそ当たり前に行われるようになった YouTube のライブ配信、YouTube Live。しかし、当時は海外ではサービスがスタートしていたものの、日本はまだ正式スタート前で経験者がいなかった。不備がないよう、本社スタッフに連絡を取ろうとしても米国は深夜なため難しい。

 ただし、Google は米国だけでなく、ヨーロッパなどにもオフィスがあり、優秀なエンジニアが点在している。

 「ヨーロッパのエンジニアを当たり、イギリスのオフィスにいるライブ配信に詳しいエンジニアを捕まえることができました。しばらくは、どのフリーソフトが使えるとか、設定をどうしたらいいかといったことを私がチャットでこのエンジニアに質問し、それを電話で TBS の担当者に伝えていました」

 こうして電話をつなぎっぱなしで作業をした結果、震災発生から 9 時間弱後、3 月 11 日の 23:30 頃に、YouTube Live を使った TBS ニュース番組の配信が国内で初めて開始された。


 「つながったと思ったら切れたりといったアクシデントもありましたが、TBS さんはとても協力的でした。非常にお忙しい中、ご担当の方に最初からご対応いただけた。毎回電話を掛け合うのではなく、1 時間以上電話をつなぎっぱなしで作業を進めました」と長谷川は振り返る。

 23:50 には、TBS ニュース番組の配信についての告知が Google 公式ブログ 日本版にも掲載された。

 日本国内から YouTube を利用している場合、画面上部には 1 行広告のティッカーが現れるようになっているが、ここでも TBS のニュースが視聴できる旨案内が流れるようにした。

 ちなみに、長谷川が技術的問題でエンジニアと連絡を取っている一方、山田もロンドンの社員と連絡を取っていた。相手は Google 社内における法務関係の No.2、ヨーロッパの法務部責任者だ。

 山田が長谷川にメールを送った直後、山田宛に「今、話せるか?」というチャットのメッセージが飛んできて、すぐにビデオ会議が始まった。

 画面の向こう側には、ロンドンの YouTube 幹部が会議テーブルに並んで座っており「ヒロシ、本当に大丈夫か?」と問いただされた。

 山田は「基本的には大丈夫だし、仮に自分が見落としている問題があったとしても、大事にはならないからやるべきだ」と返したところ、ヨーロッパ側も「それはそうだ」と納得してくれた。後にはヨーロッパの法務責任者から “Yes, no matter what, this is the right thing to do”(これはなすべき正しい行いだ)という、個人的な応援メールも届いた。この法務責任者は「自分も承認したので積極的にやろう」と本社にも話を通してくれたという。

 長谷川は、「通常ならば、ニュース番組をライブ配信するとなると、TBS の側でも何人もの決済が必要で、時間もものすごくかかったはずです。緊急時ということで関係者が了解してくれたため、ほんの数時間で対応していただくことができました」という。https://www.google.org/crisisresponse/kiroku311/chapter_10.html


長谷川さんといい、法務部の山田さんといい、法的な問題や、システムの問題などが出てきても、そこで「じゃあ、無理だ」と諦めるのではなく、「ではこうしたらいいのではないか?」とか、「とりあえずやってみよう!」と常に前を向いて困っている誰かのために行動する様子は、強い感銘を受けました。自分の勝手な固定概念でほんとうに申し訳ないのですが、会社の決定権を持っているような上に立つ人ほど頭が硬いイメージで、緊急時といえど、いい意味でも悪い意味でも、常に冷静で、結果は後にして目の前の問題に対して行う今回のテレビのネット配信のような勢い任せの突拍子もない行動は制止させるのかと思いました。ですが先ほどのUstreamの方にしてもGoogleやTBSの方にしても、自分が責任を取るとおっしゃって、問題解決を第一に考える姿は個人的には驚きとともに、誰目線だよと言われてしまうかもしれませんが、とても嬉しく思いました。

改めて、これらの放送を決心して、実際に行うまでに関わってくだった方みなさんにお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。

3.この出来事を知って思うこと。

僕は時々、自分には【行動力】がないと悩むことがあります。けどそれって、あれこれ自分でやらなくていい言い訳をつくってただけなんじゃないかと思いました。今回のお話に出てきたみなさんの姿を見ていると何度もそう感じます。いかなる時でもとにかく挑戦すること、やってみることが大事ということではないとは思います。時には一度踏みとどまって、必要なら諦めることも必要だと思います。けれど自分は今まで、そうする必要がない時でも自分の中でいくつも言い訳を作って行動することから逃げていた気がします。もし少しでも可能性があって、自分でもやってみる価値があると思うならば出来る限りこれからは挑戦していきたいと思いました。たとえそれが、失敗に終わったたとしても、失敗に見えるだけで、その失敗は今後の自分の成長へのきっかけのようなものになっているはずです。今回紹介した前代未聞のテレビのネット配信が、ネットでテレビが配信されるのは驚くことじゃない今の時代(いまはTVerやNHKプラスというようなさまざまな配信コンテンツがある。)をつくるきっかけになったように。

今回紹介したみなさんの行動からたくさん学ぶことがありました。かなり有名なお話だったのかもしれませんが、もしまだこのお話について僕以外に知らない方がいればぜひ知ってもらいたいです。僕は今回の授業を通して知ることができて本当に良かったです。


最後になりますが、東日本大震災でお亡くなりになられた方々へご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われたすべての皆さんへ心よりお見舞い申し上げます。震災から今年で10年が経ちましたが、東北地方の復興をこれからも願っています。

最後まで読んでいただきありがとうごさいました。

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