屋号を持ってスタート
おかえりなさい。こんにちは。
いつも悩んだ時に帰るわたしの原点と言う名の思い出たちと
何かを掴みたくて、もがいてあがいているわたし自身が
何を見つけ何を残していくのか
気になって、リスタートしたくなった。
新しく書いていこうって。
そうして始まったnote。
暖かさが戻って来て、いよいよ春が来ましたね。
明日は初めてのトークイベントで最近迷走している自分の考えをどう伝えようかなとあたたかな日差しに目を細めながら書いている第3話は、「屋号を持ってスタート」です。
どうぞ。
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去年の冬、個人事業主届けを正式に出してはれて個人事業主ですと名乗れるようになったわけですが
3月いろんな人に助けてもらって確定申告をしました。
そこで屋号はどうなさいますか?ときかれ今回は空白に。
そうか、屋号がもてるのか!と思いこれを機に考えてみることに。
私は自分のフルネームが好きです。
なのでアーティスト活動であっても、星畑ひかりで活動するつもりでした。
しかし、何をやっているか全く伝わらない。
「私が私として生きる」ことが夢ではありますが、伝わらないことと仕事とプライベートは分けた方がいいよなどいろんなアドバイスを受け思考。
その結果、
「星畑ひかり より」
を屋号に。
最初は略して「ほしより」にしようと思ったのです。
しかし、伝わらないし「なんかいいな。」同様ふわっとモッわっとしてしまう…
個性的な素敵な社名や肩書き紹介文句、あだ名がみんなにはたくさんあってそれもあって自己紹介が嫌いだった。
でもだからってこだわりを我慢する必要があるのか?って気付かせてもらって略さずにそのままを。
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プレゼントや手紙を作るときのように、渡すように。
それが個人事業主としての私が大切にしたいことです。
私は、星畑ひかり よりで足し算をしていきます。
プレゼントを選んで、紙を選んでリボンを選んでラッピングしておめでとう、いつもありがとうと気持ちを込めるプレゼントのように。
便箋を選んでペンを選んで香りをつけて封を閉じて伝われと願いを込めて渡す手紙のように。
あれやこれや足して足してひとつにします。
個性の掛け算をしているねと言われたことがあって
私は足し算と言われるようになりたいなって。
「なんかいいな。」は絶対に離れないしどんな時も敵にはならないんです。
掛け算ではもしゼロをかけてしまったら。
どんなひと、もの、ことでも。たとえゼロでも
なかったことになんてしたくない
そんな空間は生まない。
ゼロな存在なんてないから。
あったら誰かの1でもわけあったらいい。
100を見つけるのって難しい
みんなで100にしたらいい
大きな大きな結果よりも小さな結果も大切にしようよってだけで
今の私がそれしかできないから。
それしかできないくせに大切にできない時があってしまうくらいなんだから。
大きなもの背負ってゼロになってしまう恐怖より
小さなものを大切にしていつでもただいま、おかえりって言えること。
まだまだだけど、どんなことにも後悔しないために
後悔が生まれないように
小さな勇気を大切にしたいし、してあげたい。
なんかいいな。を売るのはやっぱり違う
個人事業主としての私とそれ以外の私、同じようで全然違う。
大切にしているものも同じだけど違う。
葛藤も迷いもわからないこと、答えのないことに向き合い続けるのは苦しい。だけど、それをやめないことを選んだ。
向き合い続けることを選んだ。
だから答えが欲しいわけではない
でも、周りを見渡しては通帳を見ては焦って自信をなくして。
たくさんの問いにどんどん答えられなくなる。
向き合って考えて考えて見つけたと思ってもすぐに逃げられる。
楽しいし苦しい今も含めて大満足な毎日だ。
でも、そう答えられなくなるときだってある。
そんな時も含めて、晴れた日に風に吹かれながら桜並木の下を歩けば笑わずにはいられない。
家族も含め本当にたくさんの人に助けられて生きて来た。
恵まれて生きて来た。
だからこそ
みんなが喜んでくれるような私でいたい。
みんな鋭くって
悩んでいる時だって体調が良くない時だって嘘をつく時だって必ずバレる。
私が私らしく生きるとは一体なんなのか、そんなことはわからない。
わからないから探している。
探し続けたい。
それで経営ができなくったっていい。
いつか見つけられること死ぬまでに見つけられればそれでよくって
あわよくば見つけるのではなく、出会いたい。
だから計画を立てるのも違う。
日々小さな「なんかいいな。」に出会うように。
もちろん現実はそんなに甘くはなくて
経営できなかったら、お金に変えられなかったらこんなこと言ってられない。頑張るほど空回り。力は入らないしやる気もでない。
夕日が綺麗なんだもの。
今日しか見れない今日だけの夕日なんだ。見れるときは見ておこうよ。
ほら、すぐに沈んでしまうんだから…
現実が待っているけど
でも、
だから、
そんな今だからこそ、自分に言いたい夢のお話でした。
ありがとう。
またね。