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頭の中をのぞいたら、ビジョンと言葉が降りてきた

映画でも見ようかなぁ?と軽い気持ちで調べていたら、ピンとくる映画にちょうど出会ったので勢いで見てきました。

「マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”」

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モードに詳しくないので「斬新、謎めいたデザイナー、突然の引退」ぐらいのイメージしか持っていなかったけれど、その頭の中を少しのぞかせてくださいな、な気持ちで行ってきました。

「一流デザイナーはすごいね、天才ってやっぱり凡人とは違うね」そんな感じで、遠くから眺めるような、ちょっと距離を置きつつドキュメンタリーとして冷静に見て終わるだろうなと予想していたのですが、その描く映像に何かが刺激されたのか、映画を見ながら頭の中にスパーン!と、あるビジョンが降りてきました。
そして、語られるインタビューの中に出てくる言葉にも、ストレートに響く単語があり、これまた瞬間に”これだ!”と確信的に思うような感覚も。

ちょっと驚きました。
私は何かを創作しているわけでもないし、熱狂的なマルタン・マルジェラのファンでもないし、アイデアの参考にしようとかも全然ないのに、超個人的な自分のこととつながるビジョンと単語が降りてくるなんて!もちろん、映画の筋とは全然関係ないことなのです。

これがインスピレーションなのね!なんて思いつつ、映画の世界にもハマりつつの濃厚な映画鑑賞でした。映画自体で言うなら、見る人によって解釈なり感想なりが分かれるように思います。マルタン・マルジェラがどんな人物かわかったかといえば、やっぱり謎なところは謎ですし。
でも、すごく刺激された映画でした。見てよかった。


ちなみに、アップリンク吉祥寺で見たのですが(初めて訪れました)、アレハンドロ・ホドロフスキーが好きな方は、アップリンク吉祥寺はおすすめ!DVDや書籍やTシャツなどが揃っています。

カルト映画の鬼才”アレハンドロ・ホドロフスキー”。好きって方の気持ちすごくわかるし、嫌いって方の気持ちもすごくすごくよくわかります。
強烈に惹かれるものがある反面、すごーく嫌な重い気持ちにもなるというか。いまだに思い出すとツラくなるシーンとかあるんですよ。時間が経っても消えることのない痣のような感じ(トラウマかしら)。


そんなホドロフスキーがタロットについて書いた本があり、タロット好きとしては興味深いところなのですが、ホドロフスキーの映画を見て感じるあの感覚を思い出すと躊躇してしまい、やっぱり手をのばすことができないでいます。

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なんだかホドロフスキーの話題になってしまった。


マルジェラの話に戻りましょう。
幼少期の頃のこと、ブランドの創設からヒストリー、創作する姿、マルジェラの影を追うように描かれた映画「マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”」。もしかしたら何かのインスピレーションを起こさせる作品となるかもしれません。興味が湧いたらぜひご鑑賞を。


今日もありがとうございます。


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