「包丁を持つ事だけが独立じゃない」
独立した当時、知り合いから「おまえが料理作ってるんじゃないんだね」「え?和食のお店じゃないの?」などとよく言われた。
当時、特に気にしていなかったけど、よくよく考えてみると、
長いこと和食の料理人をしていたので、独立=自分で和食を作る店。
というふうに認識されていたんだなぁ。
確かに、修行したジャンルで自分がシェフになり独立する人は多いと思う。
当時の僕は、こう考えていた。
・料理は自分より上手な人が沢山いるので任せた方が、接客や運営に集中出来る。
・メニュー開発と経営を同時に考えていくのは負担が大き過ぎる。
・店舗展開や事業拡大を考えると、包丁より電卓を持った方がいいんじゃないかな?
僕の独立の場合、「夢であった自分のお店を持つ!」というより、
ビジネスを始める上で「知識や経験があるのが料理だったから、飲食店を出した」だと思う。
いざという時に、自分で包丁を持てる所も強みではある。
おかげさまで、まもなく創業10年。
しかし、課題は沢山ある。
雇っているスタッフの為にも飲食事業以外での収益を作らないと、
収入源が1つではかなり危険な時代。
これはサラリーマンも同じ。
なので、日々の情報収集やインプット、アウトプットは欠かせない。
日々、ゲームチェンジ、プレイヤーチェンジが起きるこの時代、常にアンテナを張ってビジネスチャンスを作っていく!
でわまた!
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m(_ _)m