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水野Pのワークショップに参加しました

東京のほうへ2泊3日で旅行に行き、無事今日の夕方富山に帰ってきました!もともとは大学のサークル同期での集まりに呼んでもらったのですが、ほかにも楽しいことがありまして、その体験をシェアします。

昨日の夜、noteディレクターの水野さんのテストワークショップがピースオブケイク本社であり、参加させていただきました。参加者20名ほどの中に混ぜていただき楽しい時間を過ごしました。

それで、とってもためになったので簡単にレポ書きたいと思います!

当日のワークショップの進行台本はこちら。(なんとnoteに全内容公開されています)

ざっと進行台本の中にも書いてあるのですが、水野さんは、都内でnoterさんたちと「水Pランチ」ということをときどきやっていたそうで「水Pランチ」のときに「どんなnoteを書いたらいいか」を聞いてくれて、すごくいいカウンセリングというか、提案をしてくれる、ということで話題になっていたみたいです。

それが今回のワークショップ開催につながったのだとか!

主に内容はアイスブレイクの「おとぎ話の主人公がnoteを書いたら」と、本編の、事前課題で「書きたいnoteの内容」を10個考えてきて、ペアワークでお互いに内容を聞き合う、という2つだったのですが、とっても面白かったです。

おとぎ話の主人公がnoteを書いたら

私たちは四人グループの班だったのですが、私たちに割り当てられたおはなしは「シンデレラ」。それで、頭をひねって、こういうnoteタイトルを考えました。

「王子様と結婚するためのガラスの靴の落とし方」

「シンデレラの古着着こなし術」

「継母と姉のその後に24時間密着」

「カボチャの育て方」

などなど!思ったのが、やっぱりそのまんまじゃなくて、「人目を惹くタイトル」に上手く言い換え直すこと。noteの中でも、思わずタイトルにつられて読んでしまう記事ってないですか?ありますよね。

みんなで考えるのは楽しかったです。でも、10分で10個出さないといけないのはなかなか大変でした。水野さんが言っていたことは、「コピーでもなんでもそうだけれど、思いついた1個を磨きに磨くんじゃなくて、とりあえずたくさん箇条書きにして出してみて、その中から選んでいく」ということが大事だそうです!

さて、本編は、事前課題として出ていた「書きたいnote10選」を隣の人と見せ合っての「壁打ち」です。

「壁打ち」というのは、進行台本からちょっとご紹介すると、

「やってみたいことや好きなことなどぼんやりとした気持ちを言語化し、創作の勇気を与える仲間との会話法」

だそうです!

私が作って来た事前課題を見て、隣りの参加者さんが質問してくれました。

1番書きたいもの、2番目に書きたいもの、隣りの参加者さんが読んでみたいもの、の主に三点にしぼってじっくり15分聞かれました。

私の1番書きたいもの「図書館はワンダーランド」

2番目に書きたいもの「ここが楽しい!文学フリマ」

隣りの参加者さんが読みたいと思ったもの「鍋つゆバリエーション公開します」

隣りの参加者さんはモトキさんでした。

モトキさん「図書館はワンダーランドってどういう意味ですか?」

私「最初ワンダーランドじゃなくてディズニーランドにしようかと思ったのだけど、意味が通じにくいかなと思って。要するに、本のいっぱいある図書館は、私にとって遊園地のような、パラダイスのような、場所だということです。前職場が大学図書館だったこともあり、図書館が大好きなんです」

モトキさん「鍋つゆバリエーション公開しますがすごく読みたいんですけど、どうして思いついたんですか?」

私「冬になると、どこのうちでも鍋するじゃないですが。それで、我が家の定番って、どの家でもあると思うんですよね。それを、うちではこんな鍋やってるよーって、紹介して『コメントであなたの家の鍋つゆなんですか?』って聞くことで、読者の方が『うちはこれだよ!』ってお互いに言い合える仕掛けがあると盛り上がって楽しい」とか。

一見、ただの質問対応に見えますが、聞いてあげる側の人に、コツがあって。これが水野さんマジックで、その秘密を教えてもらいました。

大切なことは5つ。(一部進行原稿から引用してます)

① まず、相手の記事を書く「目的」を明確にする!

②「こう思っているんですね」と返す。これを「パラフレーズ」という!

③相手がネガティブな言い回しをしたときに、「こんな風にも言えますよね」と言い換える。これを「リフレーミング」という!

④「ぼくはそれをすごくいいと思う。ぜひ読みたい」と、自分を主語にして褒める。これを「アイメッセージ」という!

⑤「こんな記事が呼んでみたいな」と「提案」する。

たしかこうだったと思います(間違ってたらすみません)

たしかに、これを相手の方にやっていただくと、自分の記事の内容を詰められるし、こんな風に広げたらどうかなあ?というアイデアも浮かぶのですよね。

でも、自然にこれができるようになるのはとっても難しい!水野さんは趣味で就活生のお悩み相談もこなしたりしているらしいのですが、たしかに、水野さんは、必ず案をみて「まずポジティブに受け止めて、フィードバックしてくれる」んですよね。その上で、提案してくれる。そこがすごい。絶対駄目出しから入らないんです。

そうして、記事を書くとき、そもそも「この記事を大勢の人に本当に読んでもらいたいのか」も確認する、とおっしゃっていました。バズやベストセラーを狙うのなら、それなりの書き方があるし、でも少数の人に読んでもらうのでかまわない、のであれば、またバズを狙う書き方とは違ってくるそうです。

私思ったんですが、今回はこうして隣の方にフィードバックしてもらったけど、noteを書くときは、だいたい一人。なので、自分で一人二役できるようになって、一人執筆会議みたいのができたらいいのかな?って思いました。

というわけで、2時間あっという間に終わってしまったのですが、その後有志でのごはん会にも混ぜていただいて、水野さんたちだけではなく、CXOの深津さんとも、ご挨拶できて一緒に宴席を囲むことができました。(外苑前の和民はめっちゃ小綺麗でした)

その席で、遠山怜さんやこんぴゅさん、嘉晶さん、平野太一さんと同じ席だったので、いろいろお話させていただいたのですが、その席で、私はつねづね思っていた「noteで小説はどうやったら読んでもらえるか」という疑問を話し、皆さんがいろいろ「そうだよねー」ってのってきてくれました。

もちろん上のワークショップでやったような「読まれやすいタイトル」「記事の目的」などを考えるのもだいっすきなのですが、一番ここでやりたいのは小説を書いて読んでいただくことなので、ノウハウ系記事や日記系の記事じゃない、アート系のワークショップもあればいいなあ、と思いました。

みなさんと話していたことは、

「noteで小説の連載をして、(もともと知名度のない人が)成功した事例はまだない」

「平野啓一郎さんや、ダイハードテイルズさんは、もちろん人気があるが、それでも他の場所でもともと著名な人だった」

「でも、アーティストに直接課金ができる文化をつくったnoteってやっぱりすごいよね」

みたいなことでした。もっとお話したかった!

皆さんより少し早くおいとましたのですが、帰り際に「また東京来たら遊びに来てねー!」ってお声がけいただいて、めっちゃ嬉しかったです。

るんるん東京の夜の中、無事ホテルまでたどりついたのですが、その晩は楽しい気分が続き過ぎて、3時間ほどしか寝れませんでした(笑)

水野さん、臼井さん、ミヤザキさん、楽しい時間を本当にありがとうございました!

これからのワークショップ本番も、どうぞ成功しますように!

会場で知り合えた参加者のみなさんも、どうぞまたよろしくお願いします。アカウント交換をした方のnote、少しずつ読みに参ります。

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上田聡子
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