お母さんの文章は、差が激しい。
お母さんが友だちとLINEしてた。
覗くと、「なる!」って打ってた。
「なる!ってなに?」
「なるほど!って意味。」
「ふーん。("ほど"を打つのはそんなにめんどくさい作業じゃないと思うけど)
別の日に、お母さんがパソコンでメールを打ってた。
私はまた面白い言葉が見れると思って覗くと、
「お世話になっております。表題の件ですが、私共と致しましては大変有り難い〜(長い文が続く)〜今後とも何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。」
「…これ、全部意味わかって打ってる?」
「わぁ!びっくりした!え?…いや!分かって打ってるよ多分!なんで?」
「…なんとなく。」
英語でも略したり、いまどき言葉みたいなのがあるらしいけど、日本語のこの"差"は、なかなかすごいんじゃないかなーと思った。
日本語って、文章って、言葉って、面白い。
面白いけど、すごく難しい。
私は「なる!」って打つ大人にはなりたくないな〜とちょっと思った。
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山形県に住んでいる小学4年生です。小説や漫画を読むのが好きで、1年生の頃からメモ帳に短い物語を書いてきました。今はお母さんのお古のパソコンを使って長い小説「皐月と美月の夏。」を書いています。サポートしていただいたお金は、ブックオフでたくさん小説を買って読みたいです。