「皐月と美月の夏。」 <note版⑬>
13話 美月の話 「運命の彼との再会。」
今日も、皐月と共に朝の瞑想をしてから、みんなで朝ごはんを食べ、ゲストを迎える準備を始めた。
キャリーは予約もせずに突然訪れたので、何の準備もできなかったが、通常はネットで予約があり、宿泊期間や食事の希望などを確認してから迎える。
すっかり呼び名が定着した”ヤシの木の部屋”には、ふわふわのタオルを置き、パリッとしたシーツを敷いておいた。
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山形県に住んでいる小学4年生です。小説や漫画を読むのが好きで、1年生の頃からメモ帳に短い物語を書いてきました。今はお母さんのお古のパソコンを使って長い小説「皐月と美月の夏。」を書いています。サポートしていただいたお金は、ブックオフでたくさん小説を買って読みたいです。