太陽を輝かせて生きるために。
◆表現したいものって、それなのか。
よくありのままの自分を大切にとか、感じたことを正直に表現することが大切とか聞くけれど。
ありのままの自分と湧き上がる感情とは別物だなと思う。
同じものを見たり体験しても、その時の状態の良しあしで反応って違う。
一時の感情のままに動いて、どうしてあんなことしたんだろうって体験をしたことがある人って多いんじゃないでしょうかね。
湧き上がる歓びを爆発させるとか、いいねいいね!と思うものも、もちろんあるけれど。
自分自身に戻る道を教えてくれるのが感情であって、ただ感情そのものに従っていると本来の自分からは乖離していく。
どうしてそう感じたのかを見つめていくと、いろいろなものが見えてくる。
だから、そう感じる自分をよく観察することって大事だなと思うんです。
◆占星術の読み方も時代と共に変わっていく
占星術だと、手っ取り早く月がそれを示してくれていて、周りはどうあれ自分にはそう見えてしまうフィルターとしても読め、それに振り回されていると、どうにもならない、というのは昔から言われていて。
その人の感受性、つまり感じ方の癖であり、そこが満たされていると安心安全、前に進んでいくことができるけど、そこだけを大事にしていると、社会に飛び出したり、何事かを成すことは困難、ってことなんですけど。
安心安全な領域、つまりそれはコンフォートゾーンに留まることとも言えるので。
また、ひと昔であれば、女性は家庭に入るべし、という風潮があって。
だから昭和の占星術では、本来自分が生きるべき太陽を夫に投影し、夫像は太陽で読んでいたんです。
あなたの伴侶はこういう人ですよーとか。
でも、今の時代は違う。
今はそんな必要もなく、自分の太陽は自分で生きるものだから。
ただ、月を軽んじていると、太陽も輝かせられない。
太陽に夫を投影しない占星術が主流になり始めた頃は、月ばかり満たしていたらダメだ的な感じで、ガンガン社会に出て何事かを成す方に重点を置いていたけれど。
それはそれで思考に傾きすぎて心をないがしろにしてしまって、心身のバランスを崩してしまう世の風潮ともリンクしていて。
そう感じることも大事だし、それだけに振り回されずに考えることも大事。
でないと、才気走るがあまり、損得勘定だけでそこに温かみや育む視点が欠けたりしてしまうので。
◆すべての答えは、あなたの中に。
今日は、何を感じたでしょう。
そう感じられたことは、心のアンテナが健やかに機能しているってこと。
そして、そう感じたのは何でだろう。
自分が何を大切にして、どう生きていきたいのか。
それが自然と見えてくるはず。
自分の中に、すべての答えがあるから。
それを見つけるために、いろいろな人と関わったり、経験をしていくだけで、答え自体が遠くにあるわけじゃないんですよね。
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