【詳しい】ケルト十字スプレッドの読み方を解説
ケルト十字法はどんな問題にも対応できる万能のスプレッド。10枚のカードを十字の形に並べるスプレッドですが、枚数も多いしちょっと読み方が難しいですよね。今回はその難壁に踏み込んでいこうと思います。
【ケルト十字スプレッド】
この形もまた複雑ですよね。私も最初の頃は並べ方とか迷いました。
でも、これは構成があって
左半分が「事実」。この問題が起こった要素・情報がまとまっています。
右半分が「問題点」。左半分を参考に、この問題の本質は何なのか?分析するセクション。
となっています。そう考えたら捉えやすくなったのではないでしょうか?
各ポジションへの補足
①この問題が起こった当時の状況。
相談者が今どんな状況にあるか、どんな気持ちでいるかを表します。
②キーカード。
参考書的にい言えば、「相談者がどんな問題に直面しているかやどんな課題を持っているか」表すポジション。どうとでも読めますから、私はフリーで捉えてます。
深堀すれば、今の状況に影響を与えているもので、この問題の対策だったり、真の問題点だったり、現在の状況を強めている要素だったり、現状と対立している要素(試練)だったり・・・といろいろ読めますよね。
判断基準としては、良いカードだったらアドバイスだし、悪いカードだったら障害・試練と捉えればいいんじゃないでしょうか。
③内面の問題や、隠れた影響、本人が気づいていない問題
参考書とかにサラッと「潜在意識」と書かれてたりするが、潜在意識って何や?と思ってました。目に見えてないもの・無意識・心の中…とかそんなカンジで捉えておけばいいでしょう。
もっと詳細に言えば「過去の出来事や経験から、相談者の内面に影響を与えたこと」みたいな。この問題の元になってるもの。
う~ん、何となく分かる気はするけど、実際に相談者にどう伝えればいいの?と思われた方は、下の方に潜在意識の詳細を書いているので参考にしてください。
④目の前の課題カード。
あなたが未来について「こうなるんじゃないか」考えていること。
もしくはこれ①現状カードの上に位置しているんだよね。だから現状のさらに詳細、つまり、今おかれてる場でどんな行動を取たり、考えをしているかなどの見方もできる。
あとは理想とか。
⑤この問題の背景にあるの過去。
外部的な過去。あなたが経験したこと。学んだこと。
⑥このまま進んだ未来。近々起こりそうな出来事。
⑦この問題の原因
相談者が抱えている問題。感情とか思考とか信念とか自分像とか。
私は「この問題の原因」と捉えることが多いですが、
状況によって「本人の立場」、「アドバイス」と解釈したりする。結構柔軟に読まなきゃいけないかも。
⑧周囲から受ける影響や、本人の周囲の状況
相談者はどんな人間関係や環境に囲まれているか。どんな評価を受けているか、など。
恋愛関係や人間関係の相談だったら、ピンポイントで相手の気持と解釈できる。
⑨相談者の願望・本当の望み。
質問者の望んでいる状況(=希望)、理想、価値観を表す位置。
もっと踏み込んで言えば「本当は望んでいるが、一方で恐れている」というニュアンス。本人が見落としてしているかもしれない所。個人的にはリーディングで重要な個所だと思っている。
⑩問題の総合的な判断。
最終的にどんな状態になって、どんな達成感を得るか?とか。カード②とリンクしている事が多い。読み方に困ったら②と関連付けて考えると答えが出てくるかも。
または高い視点からのアドバイス。啓示だと思っている。
分析方法
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