バナナをむこう~人は極論お願いとありがとうしか言っていない~
こんにちは!
500万以上かけて学んだ星よみと心理学の叡智をもれなくお届け!明沙美です♡
昨日は魅力覚醒講座19期20期の夜会でした^^
本当に楽しすぎた♡
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今日は最近知った「NVC」についてシェアです
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最後まで読んでいただけると、大人のコミュ力をゲットできますよ
バナナを剥こうなんて題名ですが
安心してください、決してエッチなお話ではありません(笑)
先日「NVC」(Nonviolent Communication:非暴力コミュニケーション)を勉強されてる方と出会ってその時に『人は究極、ありがとう (Thank you) とお願い(Please)しか言っていないんだよ』という言葉を聞きました
ちょっと前に聞いたお話で、その時は
『抽象的だけど、何かわかる気がする~』
くらいで終わっていたのですが、何故かずっと気になって調べてみました
そしたら、とっても面白かった!
NVCとは
もともとこの言葉を言われたのは、NVCの提唱者であるアメリカの臨床心理学者マーシャル B.ローゼンバーグさんという方の言葉なんだそうです
最近このNVCというスキルはコミュニケーションの問題を解消するために、なんとマイクロソフト社でも用いられたとのこと!
ではどんなコミュニケーションなのかというと、表面的な言葉ではなく、その言葉の奥にある“お願い(Please)”を受け取ろうという話になります
依存で生まれ依存で死ぬ私たち
これマジで大事なスキルだなーって改めて思いました
産まれたばかりの赤ちゃんはひたすら“お願い(Please)”をしています
これは生理的な欲求がほとんどで、何かが不快だからこの不快感をなんとかして〜ってお願いし続けます
腹減ったからご飯くれよー
おしめが濡れて気持ち悪いから変えてくれよー
寂しいからだっこしてよー
眠いから寝かせてくれよー
とお願いをして、満たされると可愛い笑顔や可愛いご機嫌な姿で、ありがとうを全身全霊で親にお返ししているのではないかと思います
“子供は3歳までに一生分の親孝行をする”なんて言葉もありますもんね
マジで大人の助けがないと死んでしまう存在なので、依存の全てが許される時代です
歪な親の愛のカタチによって大人になっても苦しんでいる人もいると思うのですが、今生きているということは、親や大人の愛情を全身全霊で受けられていた時期があったことは紛れもない事実なのですよね…
そんなことを聞かされても、受け入れ難い方もきっといますよね…とりあえずそういう事にしといていただけると幸いです
しかし、時を経て少し自分のことが自分で出来るお年頃になってくると、今まで許されていた依存が次々に許されなくなっていきます
ここで初めて傷つく(ハートブレイク)という経験をします
中には兄弟が産まれてめちゃくちゃ寂しい思いを訴えているけど、放っておいたら死んでしまう依存の塊(赤ちゃん)を両親は相手にしているので、とりあえず放っておいても死ぬことはなくなったお年頃のお姉ちゃんお兄ちゃんを今までのように、どうしてもケアが出来なくなってしまうなんてことも往々にしてあると思います
例え兄弟が居なくとも、大人になってもらうために赤ちゃんだった頃のようには接してもらえなくなります
最初は悲しくて、怒って、拗ねたり、癇癪起こしたりするかもしれませんが、次第に受け入れたり我慢を覚えて、我々は依存心を封印し自立して大人になりました
この時満たされなかった依存心が大人になって問題を起こすパターンもあれば、依存心を断ち切るための過剰な自立心が問題を起こしてしまうパターンがあって、あらゆる問題の元を辿ると根源は同じだったりします
だから依存心も自立心もバランスが大事ですね
仏教の言葉を借りるなら中道(中庸)です
大人になると言うことは、このバランスを自分で取れることになる状態なのかもしれない
大人になったからって、強烈な依存心というものは消えてなくなったわけではありません
自覚しにくくなっているだけで、我々に死ぬまでくっついてきます
私たちは自分では何もできない依存の状態で生まれ、年老いたり病気を患ったりして最後も自分では何もできない依存の状態で死んでいく人がほとんど
自立は消せても、依存は消せない
そして依存心は時に生命の危機を感じさせるくらい私たちを苦しめる存在にもなり、用法容量を守って表現できれば自分と誰かを温かく繋ぐ接着剤にもなります
用法容量を見誤ってしまうと、せっかく繋がれた誰かとの関係が苦しめ合う関係になってしまったり、別れに発展したりしてしまいます
ここで「NVC」の出番です!
お願い(Please)に耳を傾ける
自分の“お願い(Please)”と相手の“お願い(Please)”に耳を傾けよう
この“お願い(Please)”というのはニーズでありつまり依存心から発せられる欲求な訳です
“お願い(Please)”だけなら本来誰かを傷つけることがないのですが、“お願い(Please)”を大人になるとシンプルに表現できなくなってしまいコミュニケーションを拗らせてしまいます
そこには恥ずかしさやプライドなどを隠すために理論武装したり、攻撃的に表現したり“お願い(Please)”のままなら可愛げがあるのに、あえてトゲトゲしいコーティングを施したり、くっさい臭いを纏わせたり、無駄な労力をかけてあえて受け取りにくいカタチで相手に押し付けてしまう
だから、大切な人から刺々しい言葉やくっさい言葉を投げられた時はそのコーティングに隠された最もシンプルな相手の“お願い(Please)”は何なのか
自分が刺々しい言葉や、くっさい言葉を相手に投げようとしている時はそのコーティングに隠された最もシンプルな自分の“お願い(Please)”は何なのか
耳を傾けてみる
そういうことを「NVC」は伝えているのではないかと思いました
題名の回収(笑)
なんかバナナと似てるなって思ったのです
ここで題名を回収(笑)
バナナの皮って美味しくないじゃないですか?(美味しいと思って召し上がってる方がいたらごめんなさい)
でもそんなバナナの皮を向いたら甘くて美味しい果実があります
でも大人になると素直で美味しい果実を、思考やエゴの固くて美味しくない皮で覆って相手に受け取ってもらおうとしてしまいます
父と私のミスコミュニケーション
私事で恐縮ですが先日父に『お前が来るとガミガミうるさいんじゃボケー』
っと言われました(笑)
でもこの言葉を「NVC」スキルを活用して最もシンプルな父の“お願い(Please)”は何なのか考えてみると
『否定されると悲しい』
ではないかと思います
もし父に『否定されると悲しいから、あんまりガミガミ言わないで』
と言われていたら『それは、ごめんて…』となっていたと思います
でも、ガミガミ言った私がそもそもミスコミュニケーションしているのです(笑)
何故父にガミガミ言ってしまうのか、最もシンプルな私の“お願い(Please)”は何なのか?
そう考えてみると、今父は一人で離れたとこに暮らしています
「男やもめにウジが湧き、女やもめに花が咲く。」
なんて昔の人は上手いこと言うなーって思うのですが、まぁウジが湧いてるんですわ(悲鳴)
実家に行くたびにゲッソリーニ…
でも自分の自宅も片付けて、実家まで片付ける元気は残ってない
でも綺麗で快適な人間らしい暮らしをして欲しい
最もシンプルな私の“お願い(Please)”は
『父に幸せでいて欲しい』
これは伝えるの大分恥ずかしい(笑)
そうしてバナナを立派な皮に包んでオマケにトゲまでつけて渡してしまうんです(笑)
『きったねーーーー、どうしたらこんなに家をきたなくできるの?何でもっと綺麗に出来ないの??』
と
『なんで』『どうして』『?』に注意
『なんで』とか『どうして』とか『?』が多用されている時は皮をふんだんに使って包んでるサインです
相手を責める(自分を責める時にも)時に使いがちリスト
ここテストに出るので暗記しておきましょう(笑)
もし私が『お父さんに綺麗な空間で快適に幸せに過ごして欲しいから、もうちょい家を片付けようよ』
と伝えることが出来ていたら、父から『お前が来るとガミガミうるさいんじゃボケー』っては返ってこなかったに違いありません(笑)
もし良かったら最近どんなコミュニケーションをされていたか思い出してみてください
もし誰かとコミュニケーションでトラブルがあったら、最もシンプルな私(相手)の“お願い(Please)”を想像して見てください
大人のコミュ力とは
最近は『自分の機嫌は自分でとる』『自分を幸せに出来るのは自分』とかよく聞きますよね
でも必ずしも全て自己完結出来なくても良いのではないか、と最近は思うようになりました
ニーズが消えることは生きてる限りないですし、誰かの存在を必要としてしまうのは必然です
一人で生きるのはやっぱり寂しいですし、誰かから必要とされたり、お役に立てることは生きる喜びにもなります
だから最もシンプルな私の“お願い(Please)”を伝えることは悪いことではないと思います
でも“お願い(Please)”を伝えたあと相手がどうするかは相手に委ねるのが大人のコミュニュケーションだと私は思います
コントロールされて嬉しい人はいないですもんね
自分の“お願い(Please)”を叶えてもらおうと強要してしまうのは傷ついた依存心が疼いている時かもしれません
『自分の機嫌は自分でとる』『自分を幸せに出来るのは自分』と意識をするのは、このタイミングなのではないかと思います
自立しすぎず、依存しすぎず“お願い(Please)”と“ありがとう(Thank you)”が循環するコミュニュケーションが増えますように
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました♡
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