人はたくさんの顔を持っている
人にはたくさんの顔がある
たくさんの自分がいる
笑っている自分、
怒っている自分、
悲しんでいる自分
絶望している自分
恥じている自分、
いじわるな自分、
うそつきな自分、
さげすむ自分、
人をバカにする自分、
正当化する自分、
劣等感を持っている自分、
慈しむ自分、
愛情を与える自分、
刺激を求める自分、
落胆する自分、
つまらない自分、
幸せな自分
もっともっとたくさんある
そのどれもが本当の自分
すべてが自分
だからどんな自分でも自分を否定しなくていい
そして誰かを否定する必要もない
だって誰しもが持っている顔だから
他人の一面のみを見て判断することなかれ
自分の見たくない部分を見て打ちひしがれることなかれ
それこそ人間
沢山の面を持った豊かな存在なのだ