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ほっしーのニューヨーク旅行記Vol.7

※本記事は過去にInstagramに投稿した文章を加筆・修正したものです。旅行に行ったのは2023年の秋です。

いよいよYOSHIKIのコンサートの話です。カーネギーホールにドレスコードがあると言っても席種によって求められる程度が違います。一番いい席はタキシードとかじゃないとまずいようなのですが、僕らの取った席はジャケット着用であればいいみたい。要はTシャツに短パンで来るのはご遠慮、という程度です。その程度なら日本でもありますよね。
僕等の席は1階席の後ろの方。なんとX列です(笑)
カーネギーでは今回の旅行で初めて日本人をたくさん見かけました。ファンクラブでパックツアーを企画したというのもあるのでしょうが、僕らの前列、後列ともに日本人のお客さん。

5階席まである
客席からステージをバックに

内装は絢爛豪華。世界一のクラシック専用ホールを訪れる日が来るとは…。ステージ上はオーケストラの楽器が配置され、真ん中にはSHIGERU KAWAIのコンサートグランドピアノ(クリスタルピアノじゃないんだと思いました( ˘ω˘ ))

ドラムセットはステージ後方に配置
だんだん席が埋まってきました

せっかく来たのでギフトショップへ。YOSHIKIグッズはともかく、カーネギーグッズが欲しいです。長蛇の列。でもYOSHIKIのコンサートは時間が押すと言われているので大丈夫でしょう。
…と思ったら、まさかの定刻開演。「まもなく開演します。開演したら第一部終了まで入れなくなりまーす(英語)」と係の人がショップに向かって叫びます。「後10秒で締めまーす。10、9、8…」と無常のカウントをする係の人。現地人も含めてみんなびっくり。「What!?(嘘やろ⁉︎)」の悲鳴が出ます。僕はネクタイと本に挟むしおり(ブックマーク)を購入。走って客先に向かいます。10秒はとっくに過ぎてますがなんとかセーフ。

開演。まず、オーケストラのみの演奏でAMETHYST。
そしてYOSHIKI登場。クラシックのコンサートでは異例の黄色い歓声(笑)Xの曲のインストアレンジ、天皇陛下(現・上皇様)に捧げた奉祝曲ANNIVERSARY。「XJAPANのニューアルバムに収録する予定だ」と言って新曲などを披露。アルバムいつ出るんだ?(笑)

YOSHIKIのMCは当然英語。ロサンゼルス仕込みのためかゆっくりで聞き取りやすい英語です。てかニューヨーカーの英語が速すぎるんだよ(笑)
亡くなったお母さんやHIDEの話になると涙声になるYOSHIKI。ここら辺は日本でのコンサートと変わりません。
昨日のロックコンサートほどではないものの、アメリカのファンは「We love YOSHIKI〜!!」などと叫ぶ人もいます。カーネギーホールなのに!

いちばん盛り上がったのはステージ後方に配置されたドラムセットでのドラムソロ。クラシックコンサートなのでさすがに裸にはならずに衣装のまま高速のツーバスをキメます。

コンサート最後はENDLESS RAIN。客席から大合唱が起こりました。

このみんとGさんは日本で何度も行っているYOSHIKIクラシック。私は生まれて初めて生YOSHIKIを見られたこともあり、なかなか興奮しました。

みんなでお辞儀

後ろの席には日本人マダムのグループがいたのですが、そのうち1人はNY在住のようで「NYにYOSHIKIが来るっていうから来てみたわ」とのこと。日本から来たと思われるお友達ほど熱狂的なファンではなさそうですが、「ENDLESS RAINあまり歌えなかったからもっと練習しとくわね!」と言い、大満足だったようです。
僕の隣はアメリカ人かカナダ人か知りませんけど白人のマダム。熱狂的ファンのようで、1曲目のAMETHYSTからボロ泣き。まだYOSHIKI出てきてねーっつーの(笑)
MCではYOSHIKIの涙声に釣られて「Oh、ヨシキ…」と嗚咽。

人間として音楽家として、様々な苦難に見舞われてきたYOSHIKI。時には傷つき倒れ、時には悲しみに打ちひしがれ涙する姿までもファンに曝け出しながら、現在進行形で苦難を乗り越える姿を見せてくれる。それは国籍を問わず見る者に感動を与えているのでしょう。

さて、本懐を遂げた我々はホテルに戻り就寝。
翌日29日はNY滞在最終日です。

最終日は摩天楼に登ろう企画第二弾。SUMMIT(サミット)ビルです。

サミットと聞くとスーパーを連想しますが
床も壁も鏡張りなのでこんな不思議なショットも

2021年にオープンしたばかりのニューヨークで2番目に高いオフィスビル。91階〜93階にある展望フロアは全面鏡張りで絶景はもちろんのこと、空中に浮いてるような錯覚を味わえ(ちょっと怖い)、また草間彌生などのアーティストの作品も展示されています。展望とアートを融合した観光施設です。

エンパイヤステートビルは蝋人形館があってもおかしくないような古いセンスの商人魂を感じましたが、サミットは洗練されたおしゃれな雰囲気。

サミットからの風景
「触れる現代アート」も魅力

さて、サミットビルを降りた我々はブロードウェイ、タイムズスクエアに向かいます。ブロードウェイと言えばミュージカル。マイケルジャクソンの半生を描いた作品「MJ」を鑑賞するのです!でもその前にNYのハードロックカフェでお昼ご飯…。

Vol.8に続く

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