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発病④〜「深夜の電話」が生命をすくってくれた

どこの病院でも何の病気なのか分からないまま、札幌でも一、ニの大きな病院・H大附属病院を受診、そして入院することが決まりました。

道内から沢山の患者さんが来る大学病院だったので、ベッドが空くまで待つことに。
本人は具合の悪さにひたすら耐えるだけなのですが、それをただ見守るしかなかった家族はどんな思いだったのか……。

そんなある日、深夜に電話が。

「このまま入院を待ってたんじゃ駄目。東京の病院に行く手はずを整えるから、すぐに飛びなさい」

伯母からでした。
聞きながら母の手は震えていたそうです。
こうして私は、突然東京の病院に行くことになりました。

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