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発病②〜初めての入院
ちょっと忙しくなるとついつい投稿が間遠になって……フェイドアウト……という危ういパターンに陥りかけていました。
本日札幌は久々にホワイトアウト。日は長くなったけど、まだ春は遠いのねと思わされた一日でした。
さて前回の「小2で小児がん」の続き。
でもちょっと脱線して、びっくりだらけだった「初めての入院」のお話。
巷で評判の小児医院でも原因がわからずに紹介さた病院は、親が付き添えない完全看護システムでした。入院も初めてなら親と離れるのも初めて。夕方に帰ってしまう家族を見送るときの切なさ……あれは病気の子供にはよくないと思う(笑)!
さらに今思い出してもすごいなぁと思うのが、病室と病室の間の壁が一部ガラスになっていて、隣の部屋……それどころか隣の隣も全て見渡せるということ。
看護婦さんたちのいる詰所から患者が見えるようにしてあるんですね。
いやいや、それにしたって!子ども心にショックですよ。いろいろ見えちゃうし、見られちゃうし∑(゚Д゚)
オネショをしても恥ずかしくて看護婦さんを呼べなかった私。(体調不良で一時夜尿症になっていました)
隣のベッドの子を起こさないようにしながら、詰所にも気づかれないように着替え、シーツにタオルを敷く……8歳、夜中に泣きました。
院内学級のある小児科で、頑張って療養している子供達もいたから親の付き添いが認められなかったんだろうなぁと今なら分かるけれど、それでも症状によっては特例を認めてもいいんじゃないかななんて。
心の痛手は決して病気にいい影響を与えないと思うので。
初入院は痛い検査よりも何よりも、一人で過ごす夜が一番こたえたのでした。