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ぶどうをより美味しく食すには、食べる順番と2つの食べる前準備があった。
皆さんこんにちは。
これまでぶどうの様々な豆知識を紹介してきました。
4投稿目となる今回は、葡萄のおいしい食べ方についてお話しします。
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甘みを感じやすい食べる順番
皆さんはぶどうの食べる順番を気にされたことはあるでしょうか。
ぶどうは一般的に逆三角形の形をしていますが、
三角形の頂点部分よりも底辺側の方が糖度が高いとされています(苺とは逆ですね)。
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ホシフルーツでは、全体的に十分甘いものを仕入れていますが、下から上に食べ進めていくと、最後までより甘味を感じながらお召し上がりいただけます。
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食べる前にできる工夫も
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食べる際のポイントを紹介しましたが、実は食べる前にもできることがあります。その工夫を2つご紹介。
(1)食べる1~2時間前から冷蔵庫で冷やす
※常温のぶどうを冷やす場合に限る。
冷やしすぎはNG。冷やし過ぎでぶどうの持つ繊細な甘みや香りを感じにくくなる為、注意が必要です。
(2)茎から実を外さずにぶどうを洗う
茎をとって洗うとそこから水分が入り、味を損ねてしまいます。
また食べる際は、茎を手に持って口に運び、さくらんぼを食べるようにプチっと千切ると食べやすくおすすめです。
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保存方法3選
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お手元に届いたら、出来るだけ早めに召し上がって欲しいですが、
もしすぐ食べられない場合、以下ポイントを意識して保存いただくとよいかと思います。
【常温保存の場合】
風通しのよい冷暗所にて保存してください。
※2~3日程度が目安。
※ただし、冷蔵で届いた場合はそのまま冷蔵保管ください。
【冷蔵保存の場合】
茎を少し残して房から外し、乾いたキッチンペーパーで包んで保存してください。
※1週間が目安。
※洗わずに保存
また、もう2~3日長持させたい場合、今度は逆にキッチンペーパーを濡らして、上記同様に保存します。
長期間の冷蔵保存は乾燥しすぎてしまう為、水分を茎から吸収できるようにします。
ただし、味は落ちてしまうので、やはりお早めに食べていただきたいです。
【冷凍保存の場合】
茎を少し残して房から外し、さっと洗ってからチャック付き袋等の保管容器に入れ冷凍保存してください。食べる際は、自然解凍でゆっくり戻します。暑い日は半解凍でシャーベット感覚を楽しむのもおすすめです。
※1か月程度が目安。
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なぜ茎を残して保存するのか?
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常温や冷蔵、冷凍。どの保存方法の場合も茎を残して保存します。
これは、仮に茎を外し実の部分をむき出しにして保存した場合、その部分から傷みが進行して、味わいを大きく損なうことが理由です。
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あとがき
いかがでしたでしょうか。
茎から実を外さずに洗う、という部分は、この記事を書いている私も恥ずかしながら知らず、とても勉強になりました。
美味しいフルーツをもっと楽しむ為にも、記事を書きながら勉強していきたいな、と思う今日この頃です。