webデザイン所感 日洋映画サイト比較
日本向けと海外向けの映画サイトを比較してみました
ナイブスアウトの英語圏版
どうしても目にいってしまうタイトルの大きさとデザインが良き
恐らく作中で重要になるであろう剣や注射器などのモチーフを効果的に使っている
hoverで様々なアクションが発生して非常に楽しいサイト
ナイブズアウトの日本圏版
タイトルの大きさは共通点があるが、明らかに大きく違う
斜めに切られたセクションがダイナミックな感じがする
黄色と黒を主体にしてるのでインパクトがある
英語圏より情報量に対する取得のしやすさは利がある気がする
キャラのプロフに共通点がある
jokerの英語圏版
恐ろしくシンプルなサイト、サイトと言えるかも微妙
ヘッダーフッターを黒くしてるのは映画風にするためなのだろうか
タイトルロゴもう少し大きくして欲しい気持ちがある
jokerの日本語圏版
こちらもかなりシンプルだが、英語圏版より気を遣ってる印象がある
顔の印象がかなり強いので右に配置した要素を右揃えにしている気がする
ジョーカーのテーマカラーである緑を効果的に使ってる印象
パラサイトの英語圏版
韓国版を見たかったが検索がうまくできなかった
動画fvに重なる真ん中揃えのタイトルが印象的だが、
フォントが綺麗すぎる感じがある
動画の目線を意識して若干下げられてる気がするがちょっと違和感
パラサイトの日本語圏版
日本語のタイトルフォントの出来がすごく良い
ローディングアニメーションがタイトルロゴを踏襲していてとても良き
fvはポスターデザインの流用だと思うが、日本版のも別の良さが出ていると思う
ジョンウィックの英語圏版
色彩と眼力がきつめの写真が印象的
左右で色が違うのがとてもかっこいい
マウスカーソルで視点が動いて面白い
メニューにhoverした時の分割するアニメーションとラインが良き
テネットの英語圏版
ワーナーのプラットフォームだが、中でも黒が非常に似合っていて良き
海外のものは余白をあまり取らない傾向が強いことを学んだ
テネットの日本語圏版
初の公開前のサイトなので今まで鬱陶しさすらあった受賞歴などのバナーがなく良き
ボカしのアニメーションと上下対比させた写真がかっこいい
傾いてるデザインは作るのが難しそうだがかなり決まってる
比較
日本も海外も、ワーナーなど大きな系列の映画は高確率で同じプラットフォームでページを作られていたので、
特筆したくなるデザインのサイトを探すのが大変だった
映画サイトは公開後pvが下がるのみなので金をかけるべきでないのは利にかなっている
そもそも力を入れてる印象のサイトが少ないため、映画縛りはもうやりたくない
映画系はともかく、海外と日本版で比較するのは非常におもしろかった
共通の特徴として、
日本:
・文章が冗長かつサービス過多
・バナーや装飾などの広告が多め
・情報量は詰め込むがそれらを上手く馴染ませることに特化されてる
・色味が軽く明るい
・一番外の余白がやや大きめ
海外:
・文章が必要最低限、ほぼ無い
・バナーや広告がメインビジュアルを邪魔することがあまりない、種類が多くない
・情報を削ぐことに意識を使っている
・やや暗く、重厚な色味
・一番外の余白がやや小さめ
などの印象を感じた
どちらにも良い点はあるので適宜参考にしていきたい
キアヌがかっこ良すぎる海外版ジョンウィックのサイトをサムネにさせていただきました