扁平足でも悲観することなかれ

扁平足の特徴はアーチ（土ふまず）が沈んだ状態をいう。それは特徴なので本人は気にしていない。なので周りのものがわざわざマイナスな言葉がけをする必要はない。マッサージしようが足底筋（足裏の筋肉群）を意識して鍛えようがアーチはつくれないし、つくれないなかでの正しい動きを身につけることが大事なのだ。

確かにアーチは足の動きにおいて重要な役割をするが、偏平足の特徴をもっているからといって不具合があるわけではない。

アーチがあろうが、なかろうが、足の裏のほぐしや、足指のマッサージ、アキレス腱ほぐしはどんな特徴をもつ者でも平等に重要だ。

だが偏平足の足の動作で起こりやすい現象は接地した後に回内という動きがあるが、その時に過剰に回内しやすい。

接地した後に蹴る動作で内側に足が倒れやすい。その結果、足の動きがうまくいかない場合があるのでそこに注力するべきであろう。