ホソクの兵役と私
推しが兵役に行くという知らせを知った。
頭が真っ白になって、悲しくなった。
兵役に行くことは想像していたけどいざその時が来ると、想像以上の悲しみがあった。
純粋にショックを受けた。
その後、ホソクが兵役に行くことに本気で悲しがっている人達を見て羨ましいなとも思った。
かつて自分がいた場所。
一番悲しいことがこれって羨ましいな。
私は、私は。
兵役が引き金となって周りの人間の幸せと自分の惨めさのコントラストを感じてしまい、またブルーな闇に飲み込まれてしまった。
勉強や仕事の努力は裏切らないことが多い。
だから私は仕事が好きだし、大人になっても勉強をする。
やればやるだけ結果が出るから。
過去のNOTEで夢を叶えた話という記事を上げた。
ありがたいことに好評をいただいて、自分としても好きな記事だった。
今は、あの頃の自分って幸せだったなあと思う。
私は本当に幸せな人生を歩んできた。
夢を叶えるとか目標に向かって動くって、結局心身共に健康でないと出来ない。
環境が整ってないと出来ない。
人にはどうにもならない時がある。
今はそう思うようになった。
誰かはあの記事を読んで、私のことを悲しみ事のない幸せ者と思ったかもしれない。
私はあの時、止まらずにネイリストとしてのキャリアを上げたかった。
だけど、自分の健康の問題の為に仕事を辞めざるを得なかった。
なんの問題もなく(大半の人がそう)キャリアも子供も手にしていく人を見て何度羨ましく思ったか数えることすらできない。
あの頃だっていろんなものと闘いながら頑張っていた。
数々の苦難を乗り越えて自分の命をつないだ。
なのに、なのにさらに悲しいことが起きるなんて。
命や健康は努力でどうにもならない。
子供が生きている人に、わかるよなんて言われたくない。
じゃあまた仕事を頑張ればいい。
そう思うしそれをするしかないんだけど、違う。
1日中声が枯れるほど泣いたり、勤務前に歩道橋から飛び降りようとして悩んでやめたり、今日こそとホームに飛び込もうと足がふらついている今の私にネイリストとしての目標なんてない。
夢を見る明るい私は死んでしまった。
また心が健康になって生きたままで
自分のキャリアとしての仕事を頑張りたいなと思える日が来ると思う。
そう信じたい。
仕事もそうだけど、希死念慮がもう少し落ち着けば本当に生きるのが楽になると思うから早くそうなりたい。
話は戻るけれども、ホソクも強制的にしばらく仕事が出来なくなる。
人が何を考えているなんて私には分からないから、仕事をもっとしたいのかとかキャリアが止まることとか軍隊としての生活を送ることに対してどう思っているかはよくわからないけれど一旦は芸能活動が出来なくなる。
それはどうにもならん。
世界的スターの推しにもどうにもならん事もある。
私のメンタルもどうにもならん。
現実もどうにもならん。
じゃあどうにもならん。
そんな時もある。ってのは私に限る話ではないということ。
こうして私はまたホソクに無理やり自分を重ねて自分を救った。
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どうにもならん事に対して最善を尽くすホソク。
私はどうだろうか。
希死念慮をどうにか抑えながら今日まで生きて、
人に死にたいと言うと困らせたり悲しませたりしてしまうから
口頭では誰にも言わずに頑張って、(これが辛い)
勉強もして資格も二つ取って仕事も沢山して、
家族を大切にして、自分のメンタル守るための最善を尽くして、いじけたりはしているけれど、誰にも褒められたりしない中で結構頑張ってるんじゃない?
第三者からみたら結構頑張ってるんじゃない?
ここ数か月その視点で考えたことがなかったんだけど、ふと今日そう思えた。
今日は絶望的な私が久しぶりに前向きな文章を書けた記念日。
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ダイナマイトで出会ってはや数年。
ここ数年のホソクは沢山のことを自身に課し、乗り越え自分を成長させ続け、出会った頃の何倍も頼もしいかっこいい人になった。(勿論出会った頃から最強に素晴らしい人だった)
私もここ数年は健康的な問題で苦しみつつも頑張ったと思う。
幸せなこともあったけど、苦しくて幸せじゃないことが多かった。
スケジュールが無く休むのが怖い私。
休むのが好きじゃないホソク。
ホソクへ。
ここらで私たち、強制的に一旦休んでみる?
なんて。
川の流れに逆らう鮭にはなれないんだから、
身を任せようってホソクが歌ってくれた。
ホソクがFutureで言っていた言葉が沁みる沁みる。
もしかしたら兵役を見据えていて作詞した部分もあったかもしれない。知らんけど。
この下の歌詞はホソクが自分に言い聞かせてると私は考えている。もちろん本当のことは分からない。
Man, you must go with the flow
男よ 君は流れに身を任せろ
그저 흐르는 대로 가보자고
ただ流れるままに行ってみよう
(Future)
私はこれを言い聞かせてます。
futureの中で一番好きな歌詞。
前向きなかつての私は消えてどっかに行ってしまったけど、流れるままに。人生こんな時もあるよね。無ければいいけれど、そのターンに来てしまったんだからしょうがない。
そう思えたのは今回も、ホソクのおかげ。
おしまい
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