ジーザス・クライスト=スーパースター ‘95
表紙のインパクトがすごい
劇団四季のJCSのパンフです。えっ95年ってもう23年前!?これ23年前のパンフ!?こわ!!ちなみに実際観たわけじゃないです。パンフだけ手に入れました。23年前のパンフですがこちらのパンフ何故かやたら入手しやすいです。なんかこうそういうページ見ると1番出てるかもくらいに出てます。私は演劇関係が強いお店で中古で購入したんですがそこでも複数冊あったかも。
これサイズなんだろB4?くらいで表紙込み72ページなんで結構分厚いです。
エルサレムバージョン
劇団四季のJCSは大きく言うとエルサレムバージョンとジャポネスクバージョンの2種類があるんですがこちらはエルサレムバージョンのときのものですね。最近公演してるのもエルサレムバージョンで演出あんまり変わってないハズ。
キャスト貼っちゃうとこういう感じです。詳しい人が見ると95年だなぁと思うんだろうなぁ。私は詳しくないです。何故か英語表記でもキャスト、スタッフ一覧が載ってるんですがいつも載ってるっけな。
内容
このパンフはなんというか三部構成みたいな感じになってて、前半はまず作品解説、ストーリー説明やこの作品のちょっとした歴史、劇団四季内での変遷、原作者の紹介など文章メインでちょっとした画像も挿入されてるよ!って感じ。
中盤は写真集パート。文字解説も全くない舞台写真が23ページほど続きます。
そして後半は海外公演についての記事です。
韓国公演’94
このパンフレットは95年のものですが、その前年94年に劇団四季は韓国でJCSエルサレムバージョン国外公演してるんですよね。このパンフはそのレポート冊子も兼ねてるって感じです。大手新聞社のソウル支局長の寄稿、公演時の韓国の新聞記事の翻訳、実際観た人のレポートなどが続きます。
今現在韓国はミュージカル大国って印象が強くて日本にも韓国産ミュージカルがいっぱい来てたりするけど、当時はまだ色々あった時期らしくて大変だったんだな〜ってのが感じられます。なんつーか日韓の歴史のターニングポイントにJCS絡んでたんだなーって。
ロンドン公演や他作品ですが中国公演の話もちょっと読めます。
新聞記事載ってると色々な視点とか辛辣な酷評とかも見れたりして面白いですね。
役者紹介ページ
海外公演レポの更に後に役者紹介ページなんかもあります。今の劇団四季のパンフレットじゃそういうのない印象あるんですが、この当時はまだありました。しかもなんか別の作品に出てるときの写真とともに、ちゃんと書いた人の名前が載ってるタイプの文章が添えられてます。独立紹介ページがあるのはジーザスの山口祐一郎さん(ハムレット時の写真)、ユダに沢木順さん(オペラ座の怪人(アンドレかな)時の写真)、ヘロデ王の下村尊則さん(夢から醒めた夢時の写真)、マリアの保坂知寿さん(クレイジー・フォー・ユー時の写真)の4名です。その後にキャスト一覧顔写真ページです。んでJRとかJALとか四季の会の広告ですね。
見応えがある
とまぁ海外公演の後なこともあってなかなか読み応えがあるパンフだと思います。海外公演レポとかって同じ作品を何度も再演する劇団四季だからこそって感じありますね。JCSはこの当時までに4回あった海外公演のうち2回選ばれてるんでなおさらって感じすかね。ロンドンにはジャポネスク版持ってったけど韓国はエルサレム版だったんだなぁ。
写真もかなり贅沢に載っててありがたいです。
そういえばこちらのパンフ歌詞が全然載ってなくて文章は全部読み物なのも珍しい気がします。
裏表紙もすごい
というかこんな個人の顔面が写ってる演劇パンフって珍しいっすよね。圧がすごい。個人的には表紙と裏表紙逆の写真でもよかったんじゃない?と思わなくもないですが。どっちにしろ顔面なんで選んだ人すごいと思います。今はもうこういうのは通らないんだろうなー。