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ジーザス・クライスト=スーパースター(1976年4月5日-18日)
ジーザス・クライストになりました
初演の時にはイエス・キリスト=スーパースターだったのがこの再演の時からジーザスになりました。
突然ですが劇団四季のジーザス・クライスト=スーパースターを知ってる方ってなにがきっかけで知ったのでしょうか。知り合いにファンがいてオススメされたとか、他の演目で出会った役者さんが出演することになったので観たとかかもしれないですね。映画をまず観て、あっ日本でも劇団四季がやってんじゃーん観に行こ♪みたいな感じもありそうですかね。私は映画館(アリーナ版)きっかけですね。
まぁきっかけはなんでもいいんですが、劇団四季のJCSっていつもやってるわけじゃないんでふと劇団四季版JCS気になる!!!ってなってもすぐ観れるとは限らないんですよね。観れる地域も限られちゃうし。そこで他に何があるか、CDですね。うんまぁレコードでもいいんですが、とにかく公式音源が存在すると出会いやすい、こちら、劇団四季JCS唯一の公式音源の存在する公演のパンフです。
みんな大好き寺田ユダ
と、いうわけで、劇団四季のJCSとの出会いは音源からという方結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?CDだけじゃなく某動画サイトとかで聞いてみた方とか・・・字幕動画とかね・・・どうですか・・・?なんのことだかわからない方はわからないままでいいと思います。
劇団四季版JCSは1973年に初演を迎えてこちらの1976年が最初の再演なわけですが、現在(2018年)でも観れる劇団四季JCSが生まれたのがこちらの公演ですね。初演パンフで混乱を呼んだ複数名による訳詞もなく岩谷時子さんの名前だけになってます。CD聴いたらほぼ現行のものとまんまなのでまぁそういうことですね。演出もいわゆるエルサレム版だと思って大丈夫なイメージです。衣装とかは若干違う人もいたようですが。
キャストはこんな感じです。CDを聴きまくった人にはお馴染み!ユダが伝説の寺田稔さんです。
記事内容
三つの問いに答えて 浅利慶太
イエスの生涯ーメモ風にー 矢代静一
日本では? 遠藤周作
「ロック・オペラ」としての「ジーザス・クライスト=スーパースター」 黒田恭一
「四季」・<JCS>再演・出演者たち 木村重雄
その他稽古写真、広告
再演パンフは割と記事量は少なめです。文章自体も初演パンフの流用が多い。イエスの生涯では「初演前だからまだ観てないよ!」って文章があったんですが、それはそのままに最後に「これ再演だから観たけど解説文としては別に内容変えなくてもいいかなって思ったからそのままにしちゃった///」みたいな文章が追加されています。
四季版JCSと切っても切れない何かを感じる遠藤周作氏も寄稿してますが「海外で観たけど日本ではお客さんどんな反応するのかな///ドキドキ///」みたいなふわっとした内容に留まっております。
ロックオペラとしての〜は今まであった音楽とこれから生まれる音楽とあるけどこれからどうなっていくかなぁ〜みたいな内容ですね。
役者紹介は昔の劇団四季ってこういう風の記事を書いてる人がハッキリいる他己紹介みたいな形式好きな印象あるんですが、そういう流行りだったのかそういうもんだったのかどうなんでしょうか。最近のパンフレットだと上演における理念とかの関係で個人についてはあんまり細かいこと書かなくなったのはあるとは思いますが。
寺田ユダの話ばっかですいません
正直なことを申しましてわたくしめも音源で聴いた寺田稔さんによるユダに少なからず衝撃を受けた身ですので・・・すごいよね・・・他のみなさんもすごいけど・・・でも寺田さんに関してまともに触れれるのこの記事だけだから許して・・・他のみなさんについてはまだチャンスあるんで・・・
寺田稔さんって高校1年生のときに中退してドイツのミュンヘンに行って大学や演技学校に通ってらっしゃるんですね。その時にすでにドイツでのJCSでユダのアンダースタディをしており本番も何度か経験してて、その上で日本でユダ役に抜擢されてるんですね。
寺田さんのユダって確かにすごく特徴的なのはわかるんですが個人的にはJCSオリジナルアルバムのMurrayユダの歌い方をすごく意識してらっしゃって、ものすごく誠実にユダをやった結果ああなったんだなぁと思っております。ネタにされがちだけど普通にめっちゃすごい人だと思います。
こちら稽古写真なんですがものすごい脚長くない???ヤバくない???比率あってる???今でこそ音源でしか楽しめないけど実際観たらヤバかったんだろうなぁーーー!
鹿賀さんもカッコいい。アリーナ版観たきっかけでもあるんですがジーザスがジーンズ履いてるのなんかくるんですよ・・・まぁこれは単純に稽古写真なんですが。
今回のパンフは稽古写真しか載ってないのでこんな感じなんですが、エルサレム版観たことあるならどのシーンかもうわかる写真ですね。本当に1976年に出来たんだなぁと感じます。
現行のものと近いと言いましたがひとまずここ変わったな!と思うのがここなんですが、十字架上のジーザスが「私の母は誰なのですか 母はどこにいるのですか」とお母さんを探してるんですよね。今のジーザスってお母さんのくだり無くなってると思うんですがそれっていつからなんだろう。CD聴いた時もお母さん探してる!!!って驚きました。このパンフの時点で晩餐は「見捨てるだろう」になってるんですが「裏切り」って言葉使ってた時期はないのかしら。知ってる方いらっしゃたら教えてください。
CD出そうよ
1976年のこのJCS公演は今現在も上演されているJCSが生まれた公演であり本当に伝説だなぁと思うんですが、1976年ですよ???今2018年!2019年の再演も最近発表されたところですよ!?!?初演の1973年から割と継続的に公演し続けてる作品ですよ!!?CD1976年版しかないって解せなくないですか???????これはこれで好きだけど新しいCD出しましょ???????
いや本当音源に飢えてる人がおそらく少なからず存在してるっぽくてメ○カリとか見てると76年版CDが動き続けてるの目に入るんですがすごいですよ・・・?金額もプレミアだし・・・76年のだもんね・・・LPとかのがむしろ安かったりしますよ・・・そりゃね・・・
まぁ新録あっても76年版は同じように動き続ける気がしますがそれはそれとして単純に新しいCD出してくださいよーーーなんか版権とか大変なのかな?消費者はその辺よくわからんけど出たら買う人いっぱいいると思うんで大丈夫だと思うんですけどどうですかね???新録CD欲しいですよね???
76年版あるだけ恵まれてるんですかね・・・いや76年版CDが存在してること自体は本当に感謝しております・・・
なんか本当なんとかならないですかね・・・再演決まったしさ・・・なんかすごい日程だけど・・・楽しみです・・・
まだ聴いたことない方はちょっと探せばワールドウェイドウェブのおかげで聴けるかと思いますので是非。