【ネタバレ】舞台版メリー・ポピンズキャラクター紹介
舞台版メリー・ポピンズが好きすぎるけど現在日本で観る方法とかが無いのでもう説明したろ!ってテンションになったので書くことにしました。今回はとりあえずキャラクター紹介です。映画版と結構違うんでとりあえず個人の意見です的な感じで書きました。ネタバレ全開なのでご注意をば。
メリー・ポピンズ
彼女は映画版とそんなに印象変わらない気がする。子どもたちが生意気すぎてこらしめるみたいなことをするのは舞台版って感じかも。原作と映画はそもそもキャラの印象違うから映画イメージって感じ。
ジョージ・バンクス
バンクス家のパパこと可哀想オブ可哀想おじさん。映画版と違ってネグレクト両親の元、寂しい思いをしてた上にヤバ乳母に夢を潰されて教育されてこうなったというのが明確に設定されてる。上流階級に異常にこだわりを持っており、自分の役割は家庭を維持するために支払いを全てすることで自分は働いてお金を稼ぐのが第一だと思っている。抑圧されてるだけで根はいい人。チェリーツリーレーンがパパのテーマ曲になっててよく「規律!秩序!」って歌う。
ウィニフレッド・バンクス
映画版から1番改変された人。亭主関白な夫を立てるバンクス家の良妻。元女優で夫はそれをいいことだと思っていないけど自分は女優だった自分を嫌いじゃない。"女だから"自分にはどうしようもできないことがある、と諦めているところがある。映画と全然違う彼女の曲があるし、作品全体のテーマ曲も彼女きっかけで出てくる。
ジェーン・バンクス
舞台化で若干損なキャラクターになった気がするバンクス家の子どもたちの姉の方。影のヴィランでは?ってくらい無茶苦茶なこと言ったりする。本当はいい子なんですけどね・・・ていうかわたくし3回観て内2回ジェーンだった子がなんかこう、憎たらしさの擬人化みたいなセリフの言い方する子でちょっと印象がよくないところはあるかもしれない・・・無茶苦茶な事言うのは事実なのであとは役者さんによって印象変わる気はする。
マイケル・バンクス
憎たらしさ増し増しなのは姉と同じなんだけど年齢が低めなのでまだ無邪気な子どもらしさが勝って姉よりは得な感じの子どもたちの弟の方。ジェーンはパパ、マイケルはメリー担当みたいなところがあるので結果そこもおいしい感じになってる。子どもは実はよく見ているんだぞい、ってキャラ。
バート
映画版でもそうだけど舞台版でもなんとなく狂言回し的な動きをする。基本的には似たような印象だけど、ジョージが明確に「上流家庭としてお金を稼がなければならない」みたいな感じである対比としてかいろいろ(大抵下層系)な職業で出てきて「最低限必要なお金は稼ごうとしている」感がある。バートって原作では別に子どもたちと遭遇しないらしいのですごい出世ですね。
ミセス・ブリル
映画にもいるバンクス家のメイドおばちゃん。日々バンクス家の無茶振りに耐えたり仕事できないロバートソン・アイにイライラしてたりする。
ロバートソン・アイ
原作にいたけど映画にはいない気がするバンクス家の使用人。もう中学生がキャスティングされて激アツだった。Wキャストの小野田龍之介さん今度のレミゼでアンジョルラスなのにロバートソン・アイを経たおかげで「もう中学生とWキャストだったアンジョルラス・・・」という複雑な思いを抱えることとなった。全然構わないけど。
バード・ウーマン/ミス・アンドリュー
二役なのでまとめちゃえ。道端にいる鳩に餌やりしてるおばちゃんとジョージがああなった原因とも言えるヤバ乳母を同じ人がやる激アツキャスティング。ヤバ乳母ことミス・アンドリューは本作のヴィラン(瞬殺されるけど)。ミス・アンドリューはとにかくヤバいんですけどパパの乳母ってことは結構いい歳なのだがミスなので未婚なんでしょうね・・・。花を愛でる心はないけど唯一ひばりを大事にしてて籠に閉じ込めて愛でてる。
ケイティ・ナナ
映画と同様冒頭でバンクス家から出て行くメリーの前任乳母。
ブーム提督
映画では時報がわりに大砲を打つおっさんだけど舞台版では普通にそこら辺をうろついてる。ミス・ラークに惚れてる。ジョージが勤める銀行の偉い人もブーム提督の人がやる。個人的にはパパイヤ鈴木がとても好きでした(お二方ともよかったですが)。
ミス・ラーク
映画版だとアンドリューって犬飼ってるんだけどミス・アンドリューって人が出てくるのでウィロビーって名前になった犬飼ってるそこらへんでちょいちょい遭遇する近所に住んでるマダム。
ネーレウス
映画には出てこないキャラクター。バンクス家の近所の公園にある彫刻。お父さんに会いたい。
ミセス・コリー
映画には出てこないキャラクター。世界の誰よりも歳をとっているジンジャーブレットが最高なおしゃべりの店の店主。ジョージも子どもの頃ミセス・コリーの店に通ってた。
バレンタイン
ジェーンの人形。子どもたちは自分のおもちゃだと思ってるけどおもちゃはそう思ってるとは限らないですよ。
ノースブルック
ジョージの銀行の客。誠実でいい人。お金を借りに銀行に来たのに突然現れた子どもたちにお小遣いをあげる。
ヴォン・ハスラー
ジョージの銀行の客。大きそうなことを言うけど中身がなくて薄っぺらなおじさん。
こんなもんですかね。
まぁメリーとバートとバンクス家がわかってれば特に問題はないかと思いますが名前がついてる人は紹介してみました。
続き(Act1)⇨ https://note.mu/hose38/n/n893ee2b4eb0d