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劇団四季 ハムレット‘95
生か、死か、それが疑問だ。
世界で一番有名なセリフなのではないですかね。ディズニーランドで昔やってたワンマンズドリーム(今やってる方じゃないやつ)でもミッキーマウスが変なおかっぱヘアーで「生きるべきか!死ぬべきか!!隣の芝生はよく見える!!!」とか言ってたくらいですしねというか個人的印象それです。隣の芝は青い別件ですね。大きくなってから気づきました。
ちょっと前にもこのセリフの言い方だけで有名俳優使って一本スケッチ作られてましたね。異常に豪華で最高でした。
劇団四季版は観てませんごめんなさい
こちらも某フリマアプリでかなり安価であったので手に入れた一冊です。最初の引用はおそらくこの公演で使われた訳だと思われます。
私はハムレット自体ナショナルシアターライブでベネディクトカンバーバッチが主演したものしか観ておりません。ベネハムレットがおかしくなってデヴィッドボウイのTシャツ着てたのが印象深いですね。何気にローゼンクランツとギルデンスターンは死んだの方がNTL含め2種類観てます。
このパンフ読み物としてかなり面白いのでは?
昔のパンフレットは手に入れるたびに厚さに驚くんですがこちらのパンフレットもそれで、しかも世界のシェイクスピア!ハムレット!ってだけあって中の記事の熱量がなんかすごいです。普通に劇団四季とかシェイクスピア好きな方読む価値あるんじゃないですかね。しらんけど。記事名一覧載せてみます。
記事一覧
「ハムレット」あらすじ
劇団四季と「ハムレット」 (演劇評論家 川本雄三)
謎解き「四季のハムレット」 (演劇評論家 岩波剛)
畏友ジョン・ベリー (吉井澄雄)
「舞台美術も文学なのです。」-舞台美術家ジョン・ベリーについて (土屋茂昭)
永遠の「ハムレット」 (作詞家 岩谷時子)
浅利さんと四季と私 (北海道演劇協議会会長 本山節彌)
「新旧ハムレット対談」
リーディング・アクターの孤独 -山口祐一郎素描 (安倍寧)
野村玲子のオフィーリア (日刊スポーツ新聞社 林尚之)
シェイクスピア -人と作品とのあいだ (立教大学文学部教授 村上淑郎)
以上これだけの読み物が入っております。なんかすごくない?この後は舞台写真とキャスト一覧、そんで広告ですね。
舞台とか劇団四季好きな人だったらよく名前を見る人の文章もあれば、北海道公演のパンフレットなので現地の方の文章も載ってます。
新旧ハムレット対談はこの当時のハムレットの山口祐一郎さんとその11年前にハムレットを演っていた日下武史さんの対談です。この2人が演ったらしいスルースめっちゃ観たいんですけど。
一番最後のシェイクスピアに関する文章は、最近始まった恋に落ちたシェイクスピアが好きな人が読んだら若干ニヤリとしたりする内容なんじゃないですかね。私は恋に落ちたシェイクスピア観てないから適当ぶっこいてますけど。
キャスト表
へぇーこんな方々出てたんだー!って感じです。正直めっちゃ観たい。
関係ないけど東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントに「ホレイショースクエア」っていう名前の広場がありますがハムレットから取ってるんでしょうかね。あとリトルマーメイドのセバスチャンもフルネームいうとホレイショーって入ってるし。ライオンキングは完全にハムレット型ストーリーだし。アラジンの悪オウムのイアーゴはオセローから来てるんすかね?
シェイクスピアはすごいなぁ
もう小並感しか出ないですけど仕方ないですね。正直言うと自分はあまりシェイクスピア向いてないと思うのですが(NTLのハムレットとオセローと夏の夜の夢しかまだちゃんと観てないのでなんとも言い難いけど)それでもすごいことはわかるからすごいんだと思います(バカの感想)。
そういやハムレットがあのセリフ言う時に持ってる髑髏って宮廷道化のヨリックって人のものだったんですね。完全に忘れてました。
何故か「🔎ハムレット ドクロ」の方が「🔎ハムレット ヨリック」より知りたいヨリックの情報が拾いやすいのがシュールです。