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イエス・キリスト=スーパースター(1973)
伝説の始まり
ジーザス・クライスト=スーパースターという作品をご存知でしょうか。
この作品は聖書を題材にイエス・キリストの最期の7日間を描いたロックミュージカルです(Wikipediaから引用)。
この作品は最初はレコードからスタートして1971年にブロードウェイで初演を迎えてなんちゃらかんちゃらなんですがまぁその辺は各自調べていただくとして、今回はその日本初演のパンフに関する記事です。
この作品は日本では劇団四季がちょいちょい公演する作品で今年(2018年)もやったんですが、その初演は1973年。そんで初演時のタイトルはイエス・キリスト=スーパースターだったんでした。
正直これ書いてるわたくしめも生まれる前の話なもんで書きながらへぇ〜そうなんだ〜みたいな感じなんですけどそうらしいです。
最近のJCSをご存知の方は感じてるかと思いますがもう表紙からしてノリが違いますよね。これが1973年という時代・・・?それとも初演の若さ・・・?
記事内容
スタッフ一覧
三つの問に答えて 浅利慶太
イエスの生涯ーメモ風にー 矢代静一
≪イエス・キリスト - スーパースター≫のこと 今野雄二
ニューヨーク版「スーパースター」のことなど 安倍寧
あちらの「スーパースター」を見て 福田一郎
デザイナーはこう考える 金森馨
稽古場にて(写真)
キャスト紹介
その他広告
まず内容を紹介すると上記といったところです。広告はスポンサー企業広告から劇団四季の他作品の広告、上演案内、JCSアルバムの広告などいろいろです。
JCS初演パンフは当然これまでの公演がないので写真も稽古写真のみです。
なんだったらイエスの生涯の項が「私は海外公演観てないし日本ではこれから始まるんで当然観たことないんでどんなもんかしらんけどとりあえず聖書からイエスの生涯説明するね!」みたいな感じではじまります。無茶振りに応えてくださってありがとう!って感じです。でも歌詞を読んで書いてるのでちゃんとJCS的な解説になってたので流石だなぁって感じです。
初演パンフ内の文章は割とこの後のJCSのパンフに再掲されてることが多いのでこのパンフを目にしたことがなくても「三つの問に答えて」とかは読んだことある方いらっしゃるんじゃないでしょうか。なんだったらこの公演の写真がすごい後の公演パンフに載ってて全然違うもんで一体何のシーンなんだこれ・・・って困惑した人とかいると思います(私です)。
なんかもう全然違ったらしい
私も詳しいわけではないというか私よりよっぽど詳しい人に教えてもらったりネットの海を漂ったりしてふわっと知ったくらいの知識なんですが、このJCS初演はなんかこう、攻めすぎて爆死しt・・・ゲフンゲフンなんか大変だったらしいですね。いやなんか当時の劇団四季の方針というか形式というかがアレしてアレだったみたいなのもあるっぽいんですが・・・後世のパンフでもなんか初演は黒歴史扱いになってる雰囲気があったりなんかね・・・色々あったんですね。
とはいえ初演パンフは初演が始まる前に作られた物なので、そこらへんはまだ感じ取れません。どうなるのかな!ドキドキ!みたいな感じはありますが。とりあえず個人的に驚いたのが
ぐにゃぐにゃの写メで申し訳ないですがこのミージカル・ナンバーですね。ミージカル?いやそこは別にいいんですけど、劇団四季版JCSって訳詞は岩谷時子さんだと思ってたんですが、なんかたくさん名前があるね???これどういうことなんだろう・・・こんときだけ違う歌詞歌ってたのかな・・・先のパンフ見たら答えが出るかもしれないけど今のところ謎です。歌詞違うんだったらそれ教えてくれ〜!少なくともジーザスではなくイエスって呼んでたならそこは違うよね。
そしてこちらが初演のキャストです。イエスが鹿賀丈史さんなのとヘロデ王が市村正親さんなのは結構知ってる方いるんじゃないすかね。現在も劇団四季でバリバリ現役の方も混じってたりすごいですね。鹿賀さんは新人がいきなり主役ってんだからすごいです。
所属見ると1/3くらい外部の方なんですね。
そういえば歌舞伎版
このパンフだけ見てると鹿賀さんとかみんな素顔のままやってたみたいな印象持っちゃうんですけど、初演はそういえば今で言うジャポネスク版の原型で歌舞伎メイクで大八車!系なんですよね。稽古写真しか載ってないのとパンフレットの表紙の写真や鹿賀丈史さんの顔を使ったロゴみたいなのとか諸々別に歌舞伎メイクじゃないせいで普通に忘れてしまいました。
よく考えると表紙の格好でマイク持ってる感じなんのシーンなんだ?って感じでしたね。
なんかイケてるロゴ。
ていうか初演が歌舞伎版であることが感じ取れるの美術の金森馨さんの舞台装置と衣装に関する話をしてるページのみですね多分。
海外公演の話とかが多いです。今からこの作品をやるぞ!って意気込みの一冊って感じ。
情報が少ない
そんなわけで初演って今ひとつ情報が残ってないなぁ〜という感想です。この先のパンフレット見てくとまたちょっと違うのかもしれないですけども。CDが出たのも演出変更後ですしね。
とりあえずジャポネスク版とも大分違ったのは間違いないぽいですね。まずユダの自殺が切腹らしい。なにそれ見たい。切腹て。
あと個人的に気になるのがこちらの記述ですね。「激しい口づけ」て。なにが起きてたんです???????実際見た方教えてください???????マウストゥマウスですか???????この書き方マウストゥマウスですか???????????????!!
稽古場写真だけでもはちゃめちゃに観たいですね。興奮します。超かっこいい。
有線マイクいいよね・・・有線マイク版観たい・・・!なんか大変だったらしいけど・・・。
あと役者じゃないけどこの辺もアガる方いらっしゃるんじゃないかしら。時代感じますね。
裏表紙のこれはおそらく当時のブロードウェイ版のロゴかなにかかな。白黒写真なのもある気はするんですが十字架というより三角に磔になってるんですよね。海外版もいろいろバリエーションあったみたいで大変気になります。
とまぁ初演JCSパンフをサラッと。とりあえずタイムスリップしてめっちゃ観てぇ〜〜〜!!!って気持ちでいっぱいです。いやだってこれ席大分空いてたらしいし・・・当日フラッと行ってもかなりいい席で観れたぽい・・・もったいない・・・観たい・・・あと普通に舞台装置が凄そうでどうなってんのか知りたい・・・落ちたら普通に死にそうな感じの装置を感じる・・・当時をご存知の方是非ワールドワイドウェブに記憶を残してください・・・歌詞とかどうだったの・・・