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愚者は、早かれ遅かれ自分の金を失う

おはようございます。
すずしゃちょうです。

今回はバブルの本の要約です。


バブルの物語
人々はなぜ「熱狂」を繰り返すのか

著 ジョン・K・ガルブレイス
訳 鈴木 哲太郎

ダイヤモンド社
1500円+税
173ページ

#読了 #2021年8冊目
#経営
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■著者
アメリカ経済学会会長
2006年永眠
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■内容
チューリップバブル
世界大恐慌
日本の不動産バブル等
投機の歴史を描いた本
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■感想
投機には人を陶酔させる魔力がある
コロナによってマネーサプライが
増え、余ったお金は株式市場や
仮想通貨市場に行き高値を更新している。
今はバブルなのか?バブルだとしたら
いつ弾けるのか、それは誰にもわからない。
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■要約
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■投機とは
・価格が上がり、さらに新しい買い手がついて
多くの人が惹きつけられ、より多くの人が買い、価格上昇が続く
●投機に対する投機が盛り上がって弾みがつく

■投機に対する人の2つのタイプ
1)価格の上昇に価値がついたと信じるようになり、下がることなく
上限なく上がると期待する
2)自分は投機の熱が冷める前に手を引くことができると考えている

■投機の熱病的な誤謬
・富の増大により運ではなく自分が優れていると勘違いしてしまう

■チューリップバブル
1630年代のオランダで起こった出来事
・チューリップが投機の対象となり、ありとあらゆる人々が手を出した
・チューリップの株式市場も出来、一般人がいっぱいお金持ちになった
●一部の賢明な人や神経質な人々が手を引き始めた
・殺到した売りがパニックになった
●多くの人が破産した

■1929年10月29日の木曜日(世界大恐慌)
・その週は多い出来高を伴って安値で始まった
・水曜日になると状況はいっそう悪化した
・木曜日が暴落の初日
●午前中に底無しと思われるほど暴落した
・大銀行家たちが対策を決議し、午後になると回復した
・信頼感は週末になって蒸発し、明けの月曜日に大量の売りがでた
●10月29日の木曜日それまでの歴史の最悪の日だった

投機的ブームの初期に投資して、バブルの崩壊の直前に手を引く人が
最も賢明な人であり、投機的ブームの末期になってから投機に参入して
暴落で損をする人が最も愚かな人である

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