経営は環境に順応することによって生きられるのではない、環境をみずからの力で 変革することによってのみ、存続できるのだ
おはようございます。
すずしゃちょうです。
今回は一倉定氏の本の要約です。
マネジメントの挑戦
復刻版
著 一倉 定
日経BP
1800円+税
271ページ
#読了 #2020年60冊目
#経営
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■著者
経営コンサルタント
大中小1万社以上指導した
1999年逝去
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■内容
「社長の教祖」「日本のドラッカー」
と呼ばれた伝説の経営コンサルタント
一倉定氏の経営哲学
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■感想
ユニクロの柳井正氏の書棚には
一倉定氏の書籍が並んでいるという。
机上の空論ではなく、一倉定氏の
血の通ったマネジメント経営論は
何十年経っても色褪せない。
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■要約
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■経営はできるだけ主義ではいけない
・いつまでに完成する、どれだけ安くするなど
「これだけ主義」でなくては いけない
●計画とは生きるためにあるもの
・トップの意志に期限をきって、それまでに
何がなんでも達成するもの
・不可能なものを可能なものに変質させる
★経営者の意志を明文化したものが経営方針
1)目標が設定され
2)現状を調査し
3)新基準と現状とのギャップを埋める
■企業の予算
1)社長が高い売上目標と、利益(売上の10%)を明示する
2)残りの90%から、統制不能費と未来事業費を天引きする
3)残りで全ての予算をまかなう
●企業の予算は企業の目標から決まる
■問題解決とは計画と実績の差を埋めること
・急性の問題の解決法の順序
1)問題を掴む
2)対策をとる
3)原因を調べて、これを取り除く
・慢性の問題の解決法の順序
1)問題を掴む
2)原因を明らかにする
3)対策をとる
●慢性問題はまずは原因を明らかにする
■根性とは自分に勝つこと
・自分自身を管理する能力
■仕事とは結果が全て
・結果さえ良ければ、その方法や過程はどうでもいい
■未来事業費とは
・企業の永続性ということからすれば、内部留保を含めて
前向きの処置についてたえず努力すること
●この前向きの処置に使われる費用が未来事業費
■会社の利益を伸ばす大きな道は原価の節減ではなく、付加価値の増大
・付加価値の増大=生産性の向上
1)売上に対する付加価値の割合を大きくする
新商品の開発→それに引き合う仕事を見つける→次に原価の節約する
2)付加価値の中に占める利益の割合を多くする
労働を有効に活用する→現事業経費を節約する
■正兵法の賃率
・工賃(付加価値)=賃率×加工所要時間(工数)
■賃金論の革命・・ラッカー・プラン
・人は商品に対してお金を払っているのではなく、
商品が持っている機能に対してお金を払っている
●自動車を買っているのではなく、
自動車が持っている機能(はたらき)を買っている
★労働が持っているはたらきは、付加価値を生み出す事
・付加価値増加の方策
売上-比例費=付加価値
●売上を大きく、比例費を小さくする
1)売上を大きくするには
・高く売ること、そのためには品質の向上、慎重な価格交渉
・数量を大きくするには、親衛設備の導入、作業改善、稼働率向上
2)比例費を小さくするには
・比例費率小さなもの、つまり付加価値率の大きな商品の開発や受注
、次に安く材料を買う、材料の歩留まりの向上、廃材の利用
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#読書好きな人と繋がりたい #読書好き
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12月28日 11:07
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