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warbear「patch」感想

2022.10.5に、待ちに待ったwarbearのアルバムがリリースされた。
ライブが10/11.12にあるが、ライブ後だと感想がまた変わりそうなので、その前にひとまず書いてみようと思う。
ただし書として、曲の感想を書くのは慣れていないので、拙いものになりそう。曲の解釈というよりは、曲を聴いた印象を書くつもり。
ではでは、1曲目から。

1.オフィーリア
これは公開された絵とタイトルから、ハムレットのオフィーリアの絵画をモチーフにしているのかな、と思う。ハムレット、一回読んだけどあんまり理解できずにいるんだよな。もう一回読まないとな、と思った。(曲の感想じゃない)
曲の感想としては、なんとなく地に足がついてないような、ふわふわとして、掴めそうで掴めないような感じ。

2.バブルガム
これは数年前、early takeがyoutubeに上がってからずっと待望していて、2年前にシングルになったもの。アルバムにはそのまま入るのかなと思ったら、前奏にキーボードらしき音が追加されているような…他にも多分シングルと違うところがあると思われる…
early takeがたしか冬に公開されたのもあるだろうが、なんとなく曲を聴いていて冬を連想させる。サビの鈴を聴いてクリスマス感を感じてしまう。まさにクリスマスプレゼントのような曲。(実はearly takeが一番好きだったりする…)

3.ドク
治すたびに傷つけて、心も傷ついて…という歌詞のわりに、とてもさわやかで前向きな曲調に思える。
この曲がどんな曲なのか、ドクってなんなのか、については尾崎雄貴さんのTwitterで言及されているので割愛。

4.気球だよ
前半は尾崎さん、後半はLAUSBUBのメイさんが歌っている。サビのハモリが心地よい。MVがとってもかわいい。(曲の感想じゃない)
曲がフェードアウトするのもあってか、なんだかずーっと続いてても心地よく聴けるような、そんな曲。愛について歌っているけど、ラブだけじゃだめだけど、ずーっと続いてほしいと思う。

5.メートル法
冒頭の金属音?が面白い。
「安心は毛布 悔恨は義務 源流は愛」がとても頭に残る。

6.陶器の心
patchのテーマを導き出してくれた曲(尾崎雄貴さんのTwitterより)。裏声がとても優しい。Bird Bear Hare and Fishのときから、自傷についての歌詞がたまにあるなぁと思っていたけど、この曲は、なんて、なんて優しいんだろうと思った。

自らを傷つける時は僕の 醜い腕を使ってくれたらいい
陶器の心/warbear


7.夏の限りを尽くしたら
夏の憂鬱感がありありと想像できる、素敵な曲だなと思った。夏っていうとどっちかというとさわやかな、元気な曲がイメージされるんだけど、そういえば夏にも憂鬱感ってあるよなって思い出せる曲だなと思った。

8.やりたいこと
最初聴いて、あ、好きだこの曲、となった。
冒頭の歌詞から、夕立がすぎて雨上がりの夏の夕方、が想起された。私は曲を聴いてすぐ情景が浮かぶ曲が好きみたいだ。(Galileo Galileiの「嵐のあとで」も同じ理由で好き。)どことなく懐かしい、さわやかな夏、という曲だなと思った。

9.OoooZ
弾き語りで少し声を変えていて、とってもあたたかい曲、というのが第一印象。
子どもに寝る前とかに聴かせてあげたくなる曲。

10.汐(demo)
デモだけど完成されていて、これもまたあたたかい曲だと思った。
「ドク あの子に薬を出して できれば甘いやつを」「でも追いかけなくていい 誰も奪えやしないから」という歌詞で、あの子に対する深い愛情を感じたが、尾崎さんのTwitterを見て泣きそうになった。

11.花びらの形
まるで映画のエンディングのような、包まれるような感じを受けた。

ずっと追いかけてた あなたの指先を
その手をもう一度とって 編んでみよう
花びらの形/warbear

ここの歌詞がとても好き。手を編むという発想はどこから出てくるのだろう。きっと、指と指を合わせて手を繋ぐことかなぁと思う。愛情にあふれた曲だなと思った。


思いつくままにバーーっと書いてしまった。
どの曲もほんとうによくて、リリースされてから数日なのに何度も聴いている。
ライブが終わったらまた感想書けたらいいな。ライブ行くと大体セトリ覚えてないんだけど大丈夫かな。()

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