SNS市場規模と各媒体の特徴
こんにちは!
HORSMARTの佐藤です!
今回はSNS市場規模と各媒体の特徴と題して、
市場規模の推移や、各媒体別の特徴等を見ていきたいと思います。
SNS市場規模
まず、SNSの市場規模ですが、
2022年には9317億円、2023年には1兆超えが予測されています。
更に2024年以降も拡大予測になっており、
もう少し内訳を細かく見ていくと、「ソーシャルメディア広告」が最も多く9,724億円で全体の89.2%を占めています。
次に「インフルエンサーマーケティング」が741億円で(6.8%)、企業の「SNSアカウント運用支援」が261億円(2.4%)、「分析ツール」が80億円(0.7%)、そして「キャンペーンプランニング・コンサルティング」が92億円(0.8%)と続いています。
大多数をSNS広告で占めていますが、インフルエンサー活用のマーケティングもここ数年で拡大してきています。
媒体別のユーザー数
媒体別のユーザー数は下記画像の通り。
皆さんも普段から使っているSNS媒体が想像通りのユーザー数の大阪と思います。
各SNS毎に明確に特徴があり、使っている層も変わってきます。
その使用者層を細かく見ていきます。
令和3年度のデータですが、各媒体ごとの、年代別の使用率です。
LINEは勿論圧倒的ですが、令和2年度と比較するとTIKTOKは全年代で8%ほど増加しており、そこから2年経過している令和5年現在だとこの割合は更に拡大していそうです。
もう一つ注目としては、主要媒体の使用率が一貫して増加していることです。年代別で見るとばらつきは勿論ありますが、コロナの影響やSNS媒体の認知が広まっていったこともあり、SNSを使用する人の割合はどの主要媒体でも増加しています。
この使用率から考えても、
今後は更にデジタルネイティブ世代が多数を占めていく現状ではSNS市場の拡大はやむなしであり、SNSを活用したマーケティング活動は認知してもらうためにも欠かせない媒体です。
しかし、商品購買に一番繋がるのがユーザー数が多いLINEかと言われるとそうではありません。
アライドアーキテクツ社の調査によると、商品購買に一番繋がっているのはInstagramでした。
また、令和4年度のネオマーケティングによる調査では
Instagram→Pinterest→TikTokという順番になっています。
どちらの調査でもInstagramが一番商品購買に繋がるのは数字が示している通りですが、驚きはPinterestではないでしょうか?
とはいえ、どちらの媒体も商品購買しやすいようなプラットフォーム設計になっており特に手軽に買える消耗品などには強い媒体だと思います。
そして、TikTokからも増えてきているのが時代の潮流でしょうか。
こうしたSNS市場の現状を見ていくと、ユーザー数が多く、拡散力に強いTwitterは認知媒体として、動画でより興味を惹かせることが出来るTikTokやYoutubeは興味媒体として、InstagramやPinterestは購買に至る媒体として活用することが数字上はベストでしょう。
認知、興味、購買どれをさせたいのか
に合わせて使う媒体、発信する内容を変えていく必要がありそうです。
あとは、商品単価に合わせて媒体を使い分ける、選定するという事も必要となります。
例えばTikTokは10代の平均使用率は62.4%、20代は46.5%に対して30代以降はガクッとその割合が減少し10%~20%程になってしまいます。
一方で明確な違いがあるのはFacebook。
30代が一番使用割合が多く、10代では16.2%になってしまいます。
また、利用者層としてはビジネスライクな人が多くなります。
こうした年齢による使用割合から、TikTokだと若者向けで商品単価が安いものなら購買まで至る可能性が高く、
Facebookの場合はBtoB商品で、割と高単価なものも購買まで至る可能性があります。
まとめ
今回は簡単にではありますが、SNS市場規模や各媒体ごとの利用者数などを見てきました。
ポイントなのは自社の商品とターゲットにしたい顧客層から逆算してどの目的(認知、興味、購買)でどのSNS媒体を使用するのか、という事だと思います。
また、次回はより掘り下げてSNSの成果事例や成功するための要素を見ていきたいと思います!
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