(無料)2024年度インゼルTC募集馬レビュー
2024年度インゼルTC募集馬 No.1〜19について,①馬体/動画それぞれ4段階評価を記した表(測尺などの情報付),②短評を簡単にまとめました。
①のExcelファイルは以下からダウンロード可能ですので,皆さんの情報整理等に活用ください。
参考:セール取引馬 情報まとめ
①募集馬全頭に関して馬体/動画それぞれ4段階評価を記した表
②短評
今年は1次募19頭(うち1頭取り下げ)で,過去2年とほぼ横ばいでした。
勝ち上がり率は現4,3歳世代で52.6, 45%となかなか高水準ですが,複数勝利のハードルがなかなか高いですね。ただし,40口募集馬とはいえオーサムザルトという怪物が出ましたし,今年以降の奮起に期待したいです。
特に目立っていいという馬はなかなか見つかりませんでしたが,この中では10.スカイダイヤモンズの23,12.マスターワークの23,17.マーガレットメドウの23の3頭に注目したいです。
10.スカイダイヤモンズの23は,トモ容量がしっかりとしており,サートゥルナーリア産駒としては繋ぎの緩さも許容範囲で,体全体を使ってしっかり動けていますね。
12.マスターワークの23は,測尺が示す通りやや小柄ではあるものの,4月下旬生まれでまだまだこれからの伸びしろが期待できますし,動き自体も軽快で良いです。募集額も下から2番目の2000万円という設定で比較的お手頃だと感じました。
17.マーガレットメドウの23は,全兄がダートで3勝を挙げており,半兄(父モーリス)はなかなかセール時の歩様が良かったですが,昨年のセレクトで金子オーナーに落札されています。Gone West持ちのキズナ産駒ですし,父キズナで2400万円はかなりお手頃ですね。ただ,馬体重の割には後ろから見たときのトモ幅が薄く見えるので,これからの成長でもう少し厚みが出てきてほしい所です。
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